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首脳会談に向け調整=慰安婦問題、依然立場の差―日韓局長

時事通信 10月27日(火)20時47分配信

 【ソウル時事】外務省の石兼公博アジア大洋州局長は27日、訪韓し、韓国外務省の李相徳東北アジア局長と会談した。
 近く行われる日中韓、日韓首脳会談に向けて詰めの調整を行った。
 両氏は慰安婦問題など懸案について協議。韓国政府関係者は会談後、慰安婦問題について「意味ある話はなかった」と述べ、依然立場の差が大きいことを認めた。突っ込んだ議論は早くも困難とみてか「首脳会談では簡単に話すこともあり得る」と予防線を張る発言も。慰安婦問題に関する韓国内の期待値を下げたい思惑をのぞかせた。
 石兼氏は会談後、記者団に「さほど遅くないタイミングで日中韓を発表できると思う。日韓についても最終調整中だ」と述べた。 

最終更新:10月27日(火)20時49分

時事通信

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