フワッ、カリッ、ジュワッ。そう、ホットドックってとっても美味しいよね! 夏にビールと一緒に食べるのも激ウマだし、冬にハフハフと熱いのを頬張るのも最高。うんうん、ホットドック大好きだーーーー!!
と、そんなホットドック・ラブの人々にとって、大変悲しいお知らせが舞い込んできた。なんとこの度、ある調査にてホットドックから「人間のDNA」が検出されたというではないか! えええ、マジかよ!?
・75メーカー、345本のソーセージを調査!
今回のガクブルな情報を発表したのは、米国の『クリア・フード』。食の安全を調査する団体だ。10カ所の小売店から、75のブランド、345本のホットドックやソーセージを回収し、調査を行ったのだ。するとその内2%の製品から「人間の DNA 」が検出されたというではないか!
「人間の DNA 」と言われるとかなりギョッとしてしまうが、“人肉” ではなさそうなのでご安心を。髪の毛や爪、唾や血などが製造過程で混入したのではないかと推測できるようだ。良かった……って、いやいや、それでも良い気分はしないんだけどね!
・“ベジタリアン用ソーセージ” に肉が混入!?
他にも、「成分表示に記載されていない物質」が含まれている例も明らかとなった。例えば、肉が使われていない “ベジタリアン用ソーセージ” の10%から肉が検出されたり、豚肉抜きのソーセージの3%から豚肉が検出されたというのだ。これは宗教上、肉や豚肉を食べられない人には衝撃的な結果なのではないだろうか?
ちなみに調査したサンプルの14%から、前述のような「異物混入」や「成分表示に記載されていない物質の混入」が確認されたということだ。
・「清潔な環境で、質の高い製品を作るメーカーも多い」
しかし今回の調査は、悪い事実ばかりを伝えている訳ではない。『クリア・フード』によると、「企業の大きさに関係なく、清潔な環境できちんとした原料から質の高い製品を作り出すメーカーも多かった」というのだ。
なかでも高い評価を得たのは「バターボール(Butterball)」、「マコーミック(McCormick)」、「エックリッチ(Eckrich)」、「へブリューナショナル(Hebrew National)」、「ガーデイン(Gardein )」の5つのメーカー。うーん、日本ではあまり馴染みのないメーカーっぽいが、海外に行ったとき、または輸入食材店で探してみてもいいかもしれないね!
ちなみに2015年10月26日には、世界保健機関が「ソーセージやベーコンなどの加工肉を毎日50グラム食べ続けると、大腸がんのリスクが18%も高まる恐れがある」と発表している。
うーむ、「人間の DNA 」に「大腸がん」などと、最近あまりいい噂を聞かないソーセージやホットドックなどの加工肉。いやー、それでも美味しいんだよねえ!
参照元:Clear Food、Mail Online、USA TODAY(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:Rocketnews24
▼ソーセージ & ホットドックって美味しいよねええええええ!
コメントをどうぞ