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【米イージス艦南シナ海派遣】
韓国、米中の狭間で対応苦慮 「事実関係を把握中」論評避ける
朴大統領は米中両国との関係緊密化を目指す均衡外交を模索しており、中国を名指しで批判する事態は避けたいのが本音だ。とはいっても、韓国には同盟国・米国を支持しないという選択肢はあり得ない。
ただ、中韓関係への悪影響を最小限に押さえ込むため、月末にソウルで予定される中国の李克強首相と朴大統領の会談の場を活用するなど、対中弥縫(びほう)策を検討しているとみられる。