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失踪43年:「偽名で全国を転々と」長野の63歳見つかる

毎日新聞 2015年10月27日 19時51分

 長野市で43年前に失踪し、北朝鮮による拉致の可能性が排除できないとしていた中島修一さん(63)=同市=について、長野県警は27日、県外で発見したと発表した。事件や事故には巻き込まれていなかった。

 県警などによると、中島さんは1972年9月、長野市の自動車教習所に向かった後に連絡を絶った。今月、警察官の職務質問をきっかけに身元が判明。住所不定で「偽名で全国を転々としていた」と話しているという。

 拉致問題では、民間団体「特定失踪者問題調査会」が独自に調査対象とする行方不明者(特定失踪者)は中島さんを含め約470人。同会設立後の12年間で、50人ほどが拉致とは無関係と判明したという。【川辺和将】

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