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首相 ウズベキスタンとの経済関係深化に期待感10月25日 20時49分
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中央アジアのウズベキスタンを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の25日夜、ウズベキスタンとの経済関係の発展を目的としたビジネスフォーラムであいさつし、経済協力を中心に、両国関係がいっそう深まることに期待感を示しました。
この中で安倍総理大臣は「現在、ウズベキスタンは、経済構造改革にまい進している。ウズベキスタンが、産業多角化を進めるのにあたり、すでに、バスやトラックの製造、肥料プラント、情報通信分野で、日本企業との具体的な協力案件が進んでいるとうかがい、よろこばしく思う」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は「両国の関係の基盤には、尊敬と感謝がある。大地震にも倒壊しなかったナボイ劇場を建てた日本人抑留者への敬意、そして、抑留者の墓地を毎日きれいに手入れしていただいていることへの感謝だ。このような温かな気持ちをいつまでも大切にし、人々の交流の強化を含め、両国の関係の地平を広げていきたい」と述べ、経済協力を中心に、両国関係がいっそう深まることに期待感を示しました。
そのうえで安倍総理大臣は「両国の関係の基盤には、尊敬と感謝がある。大地震にも倒壊しなかったナボイ劇場を建てた日本人抑留者への敬意、そして、抑留者の墓地を毎日きれいに手入れしていただいていることへの感謝だ。このような温かな気持ちをいつまでも大切にし、人々の交流の強化を含め、両国の関係の地平を広げていきたい」と述べ、経済協力を中心に、両国関係がいっそう深まることに期待感を示しました。
伊藤忠商事会長「手伝えるところはたくさんある」
ウズベキスタンで開かれたビジネスフォーラムに参加した、大手商社「伊藤忠商事」の小林栄三会長は、NHKの取材に対し、「中央アジアには、石油やガスなど豊富な天然資源や、食糧資源、さらには人材という資源があり、われわれが手伝えるところはたくさんあるということを確信した。こうした資源を活用していくにあたって、日本に対する期待や信頼、信用があると経済界としても助かるし、国と国との信頼関係を構築していくうえで、政治と経済が分離するのではなく、がっちり手を組んでいくことが大事だということを再認識した」と述べました。