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日本の中央アジアへの関与評価 ウズベキスタン10月25日 19時01分
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安倍総理大臣は訪問先のウズベキスタンでカリモフ大統領と会談し、中央アジアでの中国の動きについて、「積極的なインフラ投資を推進している」という認識を示したのに対し、カリモフ大統領は、日本の関与が最も透明で効率的だとして評価しました。
中央アジアなどを歴訪中の安倍総理大臣は、日本時間の25日午後2時すぎからウズベキスタンの首都タシケントの大統領公邸でカリモフ大統領と会談しました。
この中で安倍総理大臣は、日中関係について、「2度の首脳会談を経て改善の方向にある。
一方で、中国公船による領海侵入や一方的な資源開発等、中国の憂慮する活動は依然継続をしている。引き続き冷静かつ毅然(きぜん)と対応していく」と述べました。そのうえで安倍総理大臣は、中央アジアでの中国の動きについて、「中国は『一帯一路』構想などを掲げ、中央アジアにおいても積極的なインフラ投資等を推進をしている」という認識を示しました。
これに対しカリモフ大統領は、「中央アジア全体と日本の関係強化という面で、外相会合など積極的な関与が進んでいる。同様のことを目指す国は複数あるが、中央アジアとの関係強化の目的が現実ときちっと整合がとれているかという点も含め、最も透明で効率的な動きをしているのが日本だ」と述べ、日本の中央アジアへの関与を評価しました。
このあと、両首脳はそろって記者発表に臨み、ウズベキスタンで化学肥料プラントの建設や、バスやトラックの製造に日本企業が参画してウズベキスタンの国内産業の多角化に寄与することで、経済分野を中心に両国の関係を強化することなどを盛り込んだ共同声明を発表しました。
この中で安倍総理大臣は、日中関係について、「2度の首脳会談を経て改善の方向にある。
一方で、中国公船による領海侵入や一方的な資源開発等、中国の憂慮する活動は依然継続をしている。引き続き冷静かつ毅然(きぜん)と対応していく」と述べました。そのうえで安倍総理大臣は、中央アジアでの中国の動きについて、「中国は『一帯一路』構想などを掲げ、中央アジアにおいても積極的なインフラ投資等を推進をしている」という認識を示しました。
これに対しカリモフ大統領は、「中央アジア全体と日本の関係強化という面で、外相会合など積極的な関与が進んでいる。同様のことを目指す国は複数あるが、中央アジアとの関係強化の目的が現実ときちっと整合がとれているかという点も含め、最も透明で効率的な動きをしているのが日本だ」と述べ、日本の中央アジアへの関与を評価しました。
このあと、両首脳はそろって記者発表に臨み、ウズベキスタンで化学肥料プラントの建設や、バスやトラックの製造に日本企業が参画してウズベキスタンの国内産業の多角化に寄与することで、経済分野を中心に両国の関係を強化することなどを盛り込んだ共同声明を発表しました。