蹴球探訪
手倉森監督 リオへの道はベンゲル流
来年1月五輪アジア最終予選
(10月7日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】史上初のPS無敗日本一へ 工藤ソフトは隙見せない2015年10月27日 紙面から
ソフトバンクの工藤公康監督(52)が、史上初のポストシーズン無敗での日本一を狙う。前年の日本一チームを率いた新人監督の日本一も史上初。ただ、そんな偉業を目前にしても、工藤監督は普段通りだった。 敵地に乗り込み、午後5時半過ぎからのナイター練習。気温15度と肌寒い中、久々にグラウンドコートに身を包んだが、その表情はシーズン中と変わらず柔らかい。 「全部勝つとは言っていないよ、全部勝つつもりでやるんだよ。一戦一戦という考え方は変わらない」 ロッテとのCSは3連勝で突破。日本シリーズは本拠地で連勝スタートした。パの前後期制含めて、ポストシーズンを全勝で日本一となったチームは過去にない。このまま敵地でも連勝し、歴史に名を刻む。 1、2戦目は走攻守でヤクルトを圧倒した。「結果だけ見れば、みんなそう言うけど、実際は違う。一本ずつ出ているし、次の一本で乗っていくこともある」。神宮に戻った相手打線で警戒するのは「川端−山田−畠山」のタイトルホルダートリオ。「データ通りだった部分と、そうでなかったところをバッテリーで確認して共有させる」。敵地でも相手打線の核を徹底的に封じにかかる腹づもりだ。 「ヤフオクドームに比べてファウルゾーンも広いし、照明も気をつけないといけない。俺も投げてたけど、ブルペンとマウンドでは傾斜が違うしね」。今季は神宮での試合がなかったこともあり約2時間のナイター練習では、細部に渡って本拠地との違いを確認。隙を見せない工藤ホークスが、歴史的日本一を全国に見せつける。(倉成孝史) PR情報
|