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米・インドネシア首脳会談 海軍どうしの協力強化を10月27日 9時35分
アメリカのオバマ大統領はワシントンを訪れているインドネシアのジョコ大統領と会談し、南シナ海で人工島の造成を強行する中国を念頭に、海軍どうしの協力を強化していく方針を示しました。
オバマ大統領は26日、去年の就任以来初めてアメリカを訪れているインドネシアのジョコ大統領とホワイトハウスで会談しました。
ホワイトハウスによりますと、両国は南シナ海で人工島の造成を強行する中国を念頭に、海軍の装備品の共同開発や軍需物資の補給などの分野での協力を強化していく方針を確認したということです。
会談後、オバマ大統領は記者団に対し、「インドネシア海軍の近代化を支援していくことや、ASEAN=東南アジア諸国連合の枠組みなどを通じて、海上での国家のふるまいを制御する重要性について話し合った」と述べ、名指しは避けながらも中国をけん制しました。
一方、ジョコ大統領は、今月大筋合意したTPP=環太平洋パートナーシップ協定について「インドネシアはTPPに参加するつもりだ」と述べ、参加に向けて意欲を示しました。
中国による南シナ海での人工島の造成を巡っては、アメリカ政府が周辺に軍の艦艇を派遣する構えを見せており、緊張が高まっています。
ホワイトハウスによりますと、両国は南シナ海で人工島の造成を強行する中国を念頭に、海軍の装備品の共同開発や軍需物資の補給などの分野での協力を強化していく方針を確認したということです。
会談後、オバマ大統領は記者団に対し、「インドネシア海軍の近代化を支援していくことや、ASEAN=東南アジア諸国連合の枠組みなどを通じて、海上での国家のふるまいを制御する重要性について話し合った」と述べ、名指しは避けながらも中国をけん制しました。
一方、ジョコ大統領は、今月大筋合意したTPP=環太平洋パートナーシップ協定について「インドネシアはTPPに参加するつもりだ」と述べ、参加に向けて意欲を示しました。
中国による南シナ海での人工島の造成を巡っては、アメリカ政府が周辺に軍の艦艇を派遣する構えを見せており、緊張が高まっています。