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トルコ ISの国内拠点に掃討作戦10月27日 5時31分
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トルコの治安部隊は26日、南東部にある過激派組織IS=イスラミックステートの拠点に対する掃討作戦を行い、投票まで1週間を切った総選挙に向けて「テロとの戦い」の実績をアピールする政権のねらいもあるものとみられます。
トルコ政府によりますと、26日、治安部隊が南東部の主要都市ディヤルバクルにある過激派組織ISの拠点に対し掃討作戦を行い、戦闘員7人を殺害、12人を拘束しました。拠点には大量の銃や銃弾などが保管され、隣国シリアなどから来たISの戦闘員が潜伏していたとしており、銃撃戦で治安部隊側も2人が死亡しました。
地元メディアは、今回掃討作戦の対象となった拠点の数は合わせて17か所にのぼり、トルコ国内で新たな自爆テロが計画されていた可能性があると伝えています。
また、最大都市イスタンブール市内でも、治安部隊が極左などのテロ組織の拠点合わせて22か所を一斉に摘発し、16人を拘束したということです。
今月10日に首都アンカラで起きた102人が犠牲になった爆弾テロ事件では、トルコ政府はISをはじめ複数の過激派組織が関与したとみて捜査を進めています。
トルコでは来月1日に総選挙を控えており、過激派組織の大規模な摘発に乗り出すことで「テロとの戦い」の実績をアピールする政権のねらいもあるものとみられます。
地元メディアは、今回掃討作戦の対象となった拠点の数は合わせて17か所にのぼり、トルコ国内で新たな自爆テロが計画されていた可能性があると伝えています。
また、最大都市イスタンブール市内でも、治安部隊が極左などのテロ組織の拠点合わせて22か所を一斉に摘発し、16人を拘束したということです。
今月10日に首都アンカラで起きた102人が犠牲になった爆弾テロ事件では、トルコ政府はISをはじめ複数の過激派組織が関与したとみて捜査を進めています。
トルコでは来月1日に総選挙を控えており、過激派組織の大規模な摘発に乗り出すことで「テロとの戦い」の実績をアピールする政権のねらいもあるものとみられます。