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シリア大統領 議会選と大統領選実施も10月26日 5時27分
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シリアのアサド大統領は、ロシアの議員団と会談して、議会選挙と大統領選挙の実施を検討する考えを示し、ロシアの提案として伝えられた、1年半以内に2つの選挙を行い、政権の樹立を目指すとした和平案に応じる姿勢を見せたのではないかという見方が出ています。
ロシアのメディアによりますと、シリアのアサド大統領は、25日、首都ダマスカスでロシアの上下両院の議会の代表団と会談し、「ロシアの支援がなければ、シリアは大混乱に陥っていた」と述べ、空爆を続けるロシアに改めて謝意を示したということです。そのうえで、シリアの和平と安定を望むすべての政治勢力が参加する議会選挙を行う可能性を示し、大統領選挙についても「必要であれば、実施する用意がある」と述べたとしています。
一方、大統領選挙を巡っては、「シリア国民が必要と考えれば、参加することに反対ではない」として、再選を図り、大統領職にとどまる意欲を示したということです。
これに先だって、アラビア語のメディアは、24日、アサド政権を支えるロシアが、戦闘を停止したうえで、1年半以内に議会選挙と大統領選挙を行い、政権の樹立を目指すとした和平案を、関係国に提案したと伝えています。このため、アサド大統領は和平案に応じる姿勢を見せたのではないかという見方が出ています。
一方、大統領選挙を巡っては、「シリア国民が必要と考えれば、参加することに反対ではない」として、再選を図り、大統領職にとどまる意欲を示したということです。
これに先だって、アラビア語のメディアは、24日、アサド政権を支えるロシアが、戦闘を停止したうえで、1年半以内に議会選挙と大統領選挙を行い、政権の樹立を目指すとした和平案を、関係国に提案したと伝えています。このため、アサド大統領は和平案に応じる姿勢を見せたのではないかという見方が出ています。