うっかり既に持っている本を買ってしまったことはありますか?
何年前のことだったか、書店の平台に山積みになっていた本を新刊だと思い込み、買って帰ったら家に同じ本があった時のショック!
無駄金を使ってしまったこともショックだが、買った本を覚えていなかったことに対する精神的ダメージはかなり大きかった。物覚えは良いつもりだったので。
しかし寄る年波には勝てず、巻数の多いマンガなどは特に最新刊が何巻かいちいち覚えていられなくなってきた。嘆かわしいことである。
近頃は新刊情報を事前にチェックしてネット予約するので、リアル書店で買う機会も激減して、同じ巻を買ってしまうという間違いをやらかす心配はないが、蔵書リストを作って管理したいと常々思っていた。
iPhoneアプリで蔵書管理しよう
以前にも「BookRemark」というアプリを使ってiPadで蔵書管理をしていたのだが、iOSのアップデートの時に何百冊という登録データが吹っ飛んでしまい挫折した経験がある。アプリの更新もストップしているようなので諦めていたのだが、iPhoneを買ったことだし別のアプリを探して再チャレンジしてみたくなった。
しかし蔵書管理アプリはいくつもあるが、どれも使い勝手がイマイチで気に入った物がなかなか無いのである。そんな中でちょっと面白いアプリを見つけた。
バーコードで簡単コミック本管理(Set)
スマホのカメラでバーコードを読み取ったり、ISBNコード番号を入力したりしてAmazonなどから書籍情報を取得するのはどのアプリでも同じだが、このアプリが他と違うところは巻数の多いマンガを自動でまとめてくれる「セット」表示があることだ。
さらに面白い機能として「場所」の登録が出来る。
実家に置いてあるとか倉庫に保管しているとか、複数の場所に置いている場合に便利である。友達への貸し出しも管理出来る。友達との本の貸し借りはもう20年近くしていないが。
しかしこのアプリ、問題がひとつある。
無料で登録できるのは150冊までなのだ。
ぜんぜん足りん!
ちなみに、名前は「コミック本管理」だが一般書籍も登録出来る。
タグを付けでカテゴリー分けも出来るので使いやすそうなのだが、またアプリが使えなくなったらと思うと課金してまではなぁ。
別のアプリを探してみた。
ItemShelf Lite
このアプリは書籍だけでなくCD/DVDはもちろん、いろんなジャンルのアイテムが登録出来る。
カテゴリー分けをする「通常の棚」と、条件抽出して自動でまとめてくれる「スマート棚」が設定できるので、分類表示がいろいろ工夫できる。
もちろん商品のバーコード読み取りやコード番号からの情報取得やキーワード検索もできるし、全て手入力で登録することも可能。
画像はカメラ撮影で貼り付けることも出来るので、Amazonから情報取得できない物でも、また市販品以外の持ち物でもオリジナルカタログを作ることが可能である。
無料版の「Lite」と有料版があるが広告の有無の違いだけなので、無料で使い倒せるというのも良い。
このアプリであらゆるコレクションを管理してみるのも楽しいだろう。
よし! これで決まりだ!
あとはアプリの開発が終了しないことを願うばかりである。