美食の町、チェンマイのお話に戻ります。今回ゲテモノはありません。コスパ最強メシ紹介をします。コスパ抜きにしても普通に美味しい。
〓〓 前回までのあらすじ 〓〓
チェンマイのローカルのお店でスズメバチのから揚げを食べていると目の前のオヤジが黄金色に輝き始めた。
「おっ、おめえ、まさかっ!?」
「ふっふっふ。あなただけがスーパーサイヤ人になれるとおもったら大きな間違いですよ」
などというのは嘘で、引き続きチェンマイグルメを紹介してまいります。
チェンマイは、マクドナルドなどの欧米のチェーンが進出してくるまではアトピーという病気が存在しなかったそうです。いわゆる自然食品とか、ナチュラルフードとか、そういったOL喜びそうな食べ物の宝庫です。また、こちらもある意味自然食品?(嗜好品?)であるマリファナ・アヘンの流通拠点でもあったそうです。(こちらは日本でもタイでも違法なので後述するとして、、今回は合法ハーブこと、香草について。)
要は、何が言いたいのかと言いますと、
チェンマイまで来て香草(合法)を食べなきゃウソですよ! フレッシュ! バリッバリの食感! ものすご美味!
ということです。
今回は貧乏旅行だったので、安くて美味しかったお店とそのメニューのみをピックアップしてみます。(逆に言うと実際に行った安くて美味しくないとこや、高くて普通のところは割愛します。)
まず一つ目、
★レモングラスサラダ(ヤム・タクラーイ)★
この長ネギみたいに輪切りになってるのが全部レモングラス!
食べた瞬間に、シャリシャリとはじけるような抜群の歯ごたえとともにレモングラスの香りがパアアァッッと頭の中に広がります。合法ハーブ恐るべし!
辛さも相まって最高です。私が今まで食べてきたものとは歯ごたえが全く違います。シュワシュワするぐらいのレモングラスです。シュワッシュワです。
海老も美味しいです。ぷりぷりです。
これはワット・プラシンンの隣の区画にあるホテル併設のレストラン。内装や食器などとても美しく、一流レストランの趣。立地や店員の感じからして経営者はローカルの方のような気がするけれど、美しい内装と高い天井が開放的で居心地良いですね。お値段は二百三十バーツと特段安くはありませんが、ここのレストランの特徴は一品一品の量がとにかく多い。綺麗なレストランとデフォで大盛り価格です。
★お店情報★
ここはHPがあるので正確な情報はそちらを参照。場所がちょっとわかりにくいので要注意。
HP : www.rachamankha.com
メニュー : 日本語あり
続いて、2つ目、
★生ハーブサラダ★
タイ語でヤム・サモーンプライ。めちゃくちゃうまい。
タイに来て一番うまいサラダ。今年に入って一番うまいサラダ。と、いうよりも、サラダ食べて感動したのは生まれて初めて。
なんども言う。
コレ、めちゃくちゃうまい。
下のなんとなくセットで出てくる謎の草もとてもおいしい。笹の葉みたいなのも入っているけれど、とりあえず全部食った。美味しい。
辛いの大嫌いな私がちょうど食べれるくらいの辛さがうまい。レモングラス、パクチー、生ウコン、カシューナッツ、レモン汁、ゴマ、そのほか上に乗ってるパリパリ揚げ物、その他謎野菜がもろもろ入ってめちゃくちゃうまい。
う!
ま!
い!
★お店の行き方は前のをご参照★
続いて、3つ目、
★お粥さん★
ガパオやトムヤムクンなんてもう食べ飽きた。そんなあなたに!
昨日はお酒を飲み過ぎた。だって、だってチャーンビールはたった百円なんだもの!そりゃあガブガブ飲んじゃうよ!そんなあなたに!
お粥さん!
チェンマイはタイの北部とあって、中国の食文化が少なからず入ってきています。月餅はコンビニでも売っていますし、肉まんもローカルのタイ料理屋で売られています。そんな中、やはりおいしいがお粥さん。
以前の記事で、寝台特急の朝食で食べたお粥が美味しすぎて、それ以来すっかりハマってしまいました。
ホテルのレストランでそんなに美味しないトーストやハンバーガー食べるくらいなら、お粥サンたべましょう。お粥サン。
しかもお安いですよ。三、四十バーツだし。中に沈んだ具は大きくてヴォリュームあり。
トロトロタイプのお粥さん。
タイ語でお粥サンをジョークというそうです。
またまたそんな、ご冗談を。
鳥のお粥さん。三十バーツ。鳥のうまみー。
パクパク食べてしまい写真取り忘れましたが鳥さんがゴロリと入ってます。
色が付いてるのはナンプラーです。お醤油の感じでササッと掛けてお味を調整。お粥はドロッとしたペースト状のものとモロモロと粒の残ったのと二通り。
★お店情報★
名前 : Jok Sompet
営業時間: なんと24H
日本語 : 日本語メニューあり
場所 : 旧市街の北東部。道沿い。お堀の内側。プラシン門から東に進むとある。
行き方 : 多分、この写真のタイ語でかかれた店名を見せればトゥクトゥクでもソンテウでも連れて行ってくれると思います。赤ソンテウはお堀の周りをぐるぐる回っていて、道沿いの店なので「ああ、あそこね。美味しいよね、あそこ。オッケー。二十バーツね」的なリアクションになると推察。
実はお粥やさんはあともう一件ありまして、写真取り忘れたのですがこちらも美味い。こちらは朝飯専用ですね。朝の5時から9時頃までナイトバザールの路上でやってます。朝方閑散としているナイトバザールへ行きますと、お粥屋さんはここしかないのでおそらく間違えることはないかと思います。
前を歩くと、
「おかゆー、おかゆー」
と怪しい日本語でおっちゃんが呼び込みをしてきます。チェンマイでお粥の呼び込み日本語でしてるのはココ以外では聞けなかったので、その怪しさが正解です。
デフォで肉団子がゴロリゴロリと入ってます。ダシが利いていてとても美味しい。ちょっとナンプラー入れてさらに美味しい。何か言えば肉団子の他に具は選べるようでした。
お粥さん四十バーツ。
セットで勝手に付けてくるカリカリの付け合わせの揚げたお麩みたいなの五バーツ。こちらは粒タイプのお粥さんです。
★お店情報★
名前 : ジョーク・チャエー
営業時間: 朝5時~9時くらいまで
日本語 : 日本語の呼び込み
場所 : ナイトバザール正面の道沿いの屋台
行き方 : 立地的に徒歩も可。何かに乗るなら「ナイトバザール!」で。
他にも美味しいところはあるでしょうが、私が実際に行って美味しかったのはこんなところです。ピザやハンバーガーや西洋料理のたぐいも食べましたが、その辺りはググれば日本語でも英語でもいくらでも出てきますので各自よろしくぅ★
あと、ガイヤーンとかもうちょっとチェンマイ料理食べてみたかったのですけれど、なかな良いお店に巡り会いませんでした。準備不足ですね。一応「オーダー・ムアン(チェンマイ・オードブル」と呼ばれる冠婚葬祭のときに食べるらしい伝統的な料理も食べたりはしました。でもここのは高かったし、ピリ辛ウインナーは美味しいけれど、この感じは初めてだあっ!! っていう感動はあまりなかったので写真だけ載せてみます。
バンコクに比べ辛さ控えめで、安くて、美味い。それがチェンマイ。バンコクはもう行ったことあるから飽きたなあ、なんていってるあなた!
チェンマイが呼んでいますよ!
象にも乗れるし! メシ美味いし! 涼しいし! メシ美味いし! メシ美味いし! メシ美味いですよ!
(あと、チェンマイと言ったらこれ「イーペン祭」。毎年十一月頃に行われるようで、次はコレねらいでいってっみたいものです)
最後に、灯台下暗し。空港に降りるや否やそこそこ美味しいとろが近くにありました。スッチー御用達、空港内24Hメシ。
★お店情報★
名前 : マジック・フード
営業時間: 24H
日本語 : なし
場所 : スワンナプーム空港内
行き方 : 「マジック・フード」の名前でその辺歩いてる人に聞きましょう
さ、ここまでは、健全で良い子のグルメフルチェンマイを書きました。
そこで次回、私が見た、ダーク・チェンマイを書いてみようかと思います。
こうご期待~★