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図書館運営 TSUTAYA展開会社と関係解消へ10月27日 17時34分
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全国各地で民間企業による公立図書館への参入の在り方が議論になるなか、公立図書館の運営を手がける東京の会社が、DVDなどのレンタル事業大手「TSUTAYA」を展開する会社に対し、図書館の運営を巡って考え方に違いがあるとして、今後、共同では新たに事業を行わない方針を伝えていたことが分かりました。
各地の公立図書館の運営を手がける「図書館流通センター」は、去年4月から「TSUTAYA」を展開する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」と共同で、海老名市立中央図書館など神奈川県海老名市にある2か所の図書館を運営してきました。
この会社によりますと、本の分類や検索の方針など図書館の運営を巡って「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」と考え方に違いがあり、27日までに、今後共同では新たに図書館の事業を行わない方針を伝えたということです。また、海老名市の図書館の今後の運営については、見直しも含めて協議していきたいとしています。
「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」は「今後の方針については現時点ではコメントできない。海老名市の図書館についてはまだ説明を受けたという認識はないが、引き続きしっかりと運営していきたい」としています。
民間企業が公立図書館の運営に参入する動きは全国に広がっていますが、愛知県小牧市がこの2社と新しい図書館の計画の契約を交わしたものの、計画の賛否を問う住民投票で反対が賛成を上回ったため契約を解消する方針を固めるなど、その在り方が議論になっています。
この会社によりますと、本の分類や検索の方針など図書館の運営を巡って「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」と考え方に違いがあり、27日までに、今後共同では新たに図書館の事業を行わない方針を伝えたということです。また、海老名市の図書館の今後の運営については、見直しも含めて協議していきたいとしています。
「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」は「今後の方針については現時点ではコメントできない。海老名市の図書館についてはまだ説明を受けたという認識はないが、引き続きしっかりと運営していきたい」としています。
民間企業が公立図書館の運営に参入する動きは全国に広がっていますが、愛知県小牧市がこの2社と新しい図書館の計画の契約を交わしたものの、計画の賛否を問う住民投票で反対が賛成を上回ったため契約を解消する方針を固めるなど、その在り方が議論になっています。