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経団連会長 面接解禁6月に前倒しも選択肢10月27日 17時36分
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大手企業の採用面接が従来より遅く8月に解禁され、就職活動が長期化したと指摘されていることについて、経団連の榊原会長は27日の記者会見で、今後見直しを行う場合は面接の解禁を6月に前倒しするのも選択肢になるという考えを示しました。
この中で経団連の榊原会長は、ことしから面接の解禁を8月とした経団連の指針について「実態を検証したうえで、指針を変えるべきという方向性が確認されれば、批判があっても変えるべきだ」と述べ、僅か1年で指針を変えることに批判があっても、問題が多いと判断すればちゅうちょせず見直す考えを示しました。
そのうえで「日本商工会議所が提案している面接の解禁を6月に前倒しする案も一つの選択肢と思っている」と述べ、指針を見直す場合は学生への影響などを踏まえ、面接の解禁を数か月前倒しするなど、大幅な変更は避けたいという認識を示しました。
一方、加藤一億総活躍担当大臣が来月4日に経済団体や大学側も参加した会合を開き、ことしの就職活動を検証する考えを示したことについて、榊原会長は「検証、議論を進める場であり、決める場ではない思う。指針の見直しを決める場合はわれわれ経済界が最終的に決める」と述べ、採用活動の指針は経済界で決定したいという考えを示しました。
そのうえで「日本商工会議所が提案している面接の解禁を6月に前倒しする案も一つの選択肢と思っている」と述べ、指針を見直す場合は学生への影響などを踏まえ、面接の解禁を数か月前倒しするなど、大幅な変更は避けたいという認識を示しました。
一方、加藤一億総活躍担当大臣が来月4日に経済団体や大学側も参加した会合を開き、ことしの就職活動を検証する考えを示したことについて、榊原会長は「検証、議論を進める場であり、決める場ではない思う。指針の見直しを決める場合はわれわれ経済界が最終的に決める」と述べ、採用活動の指針は経済界で決定したいという考えを示しました。