現代・起亜自動車の世界シェア8.8% メーカー別5位

【ソウル聯合ニュース】現代・起亜自動車の7~9月期の世界販売台数は前年同期比0.7%減の187万7000台となり、米調査会社のLMCオートモーティブが公表した世界需要2135万台の8.8%を占めたことが26日、分かった。前年同期の世界シェア9.0%に比べて小幅減となったが、今年4~6月期と同じシェアを維持した。

 現代自動車が118万9000台で5.6%、傘下の起亜自動車が68万8000台で3.2%のシェアを占めた。現代・起亜自動車の世界シェアは昨年4~6月期に9.1%まで上昇したが、円安による価格競争力の低下や中国市場の成長鈍化、新興市場の不安定な為替など経営環境が悪化し、今年1~3月期に8.2%まで落ちていた。

 今年7~9月の世界シェア首位はフォルクスワーゲン(VW)で、トヨタ自動車、ゼネラル・モーターズ(GM)、ルノー・日産自動車、現代・起亜自動車と続いた。

 現代・起亜自動車の今年1~9月期の世界販売は565万台(シェア8.6%)。新車販売が本格化する10~12月期の販売拡大を狙っており、今年の年間シェアは昨年と同じ8.8%になると見込んでいる。

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