不明社長の死体遺棄容疑 ２人を再逮捕

10月27日 11時52分

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２年ほど前から行方が分からなくなっていた会社社長の遺体が前橋市内で見つかった事件で、警視庁は、別の事件で逮捕された知り合いの男ら２人が遺体を埋めて遺棄したなどとして、死体遺棄などの疑いで再逮捕しました。調べに対し２人は容疑を認め、社長の殺害をほのめかす供述をしているということで、警視庁がいきさつなどを調べています。

再逮捕されたのは、住所不定で無職の山口安夫容疑者（６５）と、前橋市の自営業、坂巻勝美容疑者（５３）の２人です。
この事件は、青森県弘前市の不動産会社社長、小澤道明さん（当時６２）が２年ほど前から行方が分からなくなり、今月１８日、前橋市内にある住宅の跡地の土の中から遺体で見つかったものです。
警視庁は、小澤さんの知り合いで別の事件で逮捕されていた山口容疑者と坂巻容疑者が「遺体を埋めた」と供述したことから捜査を進め、おととし１２月ごろに遺体を埋めて遺棄したなどとして、死体遺棄などの疑いで再逮捕しました。
警視庁によりますと調べに対し、いずれも「間違いありません。スコップで穴を掘って埋めた」などと供述し、容疑を認めているほか、小澤さんを殺害したことをほのめかす供述をしているということです。
これまでの調べで、小澤さんと山口容疑者が金銭トラブルになっていたとみられ、警視庁は、動機や小澤さんが死亡したいきさつを捜査しています。