Facebook
Twitter

維新・松野代表、橋下氏「告訴」に「こんなバカげたこと受理されない」

2015年10月26日21時59分  スポーツ報知

 維新の党を除名された大阪系議員らが26日、松野頼久代表(55)を有印私文書偽造、同行使罪で刑事告訴するとしたことを受けて、松野氏が同日夕、TBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ」に生出演し「こんなバカげたことは受理されないと思う」と話した。

 刑事告訴については、橋下徹大阪市長(46)が24日、自身のツイッターを更新して方針を示した上で、「松野氏がつい最近、政党の事務所所在地などを変更する書類を維新の党の代表者として作成し、関係各署に提出した」と指摘していた。

 松野氏は党の分裂騒動について、「明確な路線対立や考え方に違いがあったわけではない。なぜこのタイミングでこうなったのか理由が分からない」と話した。また、大阪系議員が24日に大阪市内で「臨時党大会」を開催したことには、党の規約で執行役員会を経て代表が招集するものとした上で、「代表の招集権を無視して自分たちで『党大会』なるものを開いて解党を決めるなんて全くわけがわからない。こんな酷い、政党の離合集散は見たことがない」とあきれた様子だった。

 一方で松野氏は、「改革勢力を結集し、自民党に代わりうる勢力を結集するのが党是」と今後も野党再編に尽力する意向。橋下氏に対して「はっきりと与党の補完勢力になるというならおっしゃってくれればいいが、それもおっしゃらない」とし、「野党再編のために党がなくなるのは良いと思うが、こんな形で党を解党するとは言ってない」と最後までけん制していた。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
社会
報知ブログ(最新更新分)一覧へ
今日のスポーツ報知(東京版)