汚れのなかったかつてのマンコ
かつてマンコはこのように話していた。
「MVPを取れたのはチームメートのお陰です。チームメートの存在が無かったら(U-17)南米最優秀選手には選ばれていませんでした」
「クラウディオ・ピサーロの全てが憧れです。ピサーロの様にペルーを代表してプレーしたいですね。私は彼の様になりたいんです」
「私と一番タイプが似ている選手はファルファンだと思います。彼は私の良き友人であり、沢山アドバイスを貰っています。彼というお手本のお陰で私は日々成長出来ているんです」
汚れなき若いマンコの言葉が今となっては虚しく響く。ピサーロ、ファルファンは共にペルーを代表するスター選手だが、皮肉なことに代表、所属クラブで何かとトラブルの絶えない“問題児"でもある。マンコは悪い意味で彼らの“優秀な生徒"になってしまったようだ。
マンコが慕うファルファン(左)とピサーロ(右)