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ここちよく流れる

自分にとっての「ちょうどいい」を探すブログ。

私のミニマルライフ体験:7週間を7枚の洋服で乗り切ったはなし

[服] ファッション
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服に関してはぎりぎりの枚数まで減らすことはしていません。着回しシリーズでもお分かりのように、ある程度の枚数を持っていることが自分にとって「ここちよい」ことであります。ただし、気を付けていることは2点。

❶ 死蔵品がないか?
❷ 寿命が過ぎたものはないか?

これはクローゼットの中でいつも目を光らせて?います。

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そのために「服を使い切る」感覚が大切だと思っていて、そう思うようになったちょっとしたきっかけについて記事にしたいと思います。

3年前、日本の実家に2週間の滞在予定で帰国したのですが、 事情により急きょ4週間滞在を延長することになりました。季節は2月。冬まっただ中。 もともと2週間分の簡単な洋服しか持ってきてませんでしたが、チャレンジ心がむくむくと湧いてきて、持参した7枚の服で7週間過ごしてみることにしました。

7週間を乗り切った手持ちのアイテム7点

  1. パンツ(コーデュロイのパープル)
  2. パンツ(スリムの黒)
  3. チュニック(グレー)
  4. カーディガン(からし色)
  5. タートル(黒)
  6. 長袖Tシャツ(オフホワイト)
  7. ダウンジャケット(ネイビー)

7週間後の達成感

これらのアイテムを駆使して 思いつく限りの組合わせでゲーム感覚で楽しく乗り切りました。 いま思えばミニマリストさんたちには普通の感覚かもしれません。そのころはミニマリストと言う存在を知らなかったので、すくない枚数で7週間乗り切ったときには妙な達成感がありました。

服が少ないことで感じたメリット

7枚のアイテムで過ごして感じたこと。それは、ひとつひとつの服を丁寧に扱い、それぞれの個性ときちんと向き合った、ということ。意外に飽きなかった、ということ。新しい組み合わせにチャレンジできた、ということ。組み合わせに迷わない、ということ。もちろん死蔵品の出る余地はありません。7週間のみならず一冬これで過ごせるなという実感は当時の自分のクローゼットを見直すよいきっかけになりましたし、何よりも「服を活かしきった!」という充実感がありました。

服を使い切る私なりの方法

死蔵品を出さない方法は少ない服で着まわすこと、というのはこの体験から学びました。でも私は服がすきなので、ここまでそぎ落とすことはできません。そんな私なりの「服を使い切る」ポイントは、単純ですが『今、好きな服をどんどん着ること』です。服の趣味もビミョウに変化していきます。「今」好きで買った服たちは、言ってみれば旬のピーク。以前は好きな服ほど「もったいない」と温存し、「特別なとき」に着ていました。それは少しでも「よい状態で好きな服をキープしたい」という気持ちからだったと思いますが、そもそも服は着るためにあるものなんですよね。長くキープしたことによって気持ちの旬が過ぎてしまったらもったいない。「今好き」「今着たい」という気持ちにフォーカスして、日常生活でどんどん着倒していくことにしました。自宅で仕事をしていることもあり、気持ちをシャキっとさせるためにも、朝起きたら好きな服に着替えて過ごすようにしています。そうすることで、旬を過ぎた服、もう着ないだろう服があぶりだされて、それらを手放すことが簡単になりました。服の寿命は劣化だけじゃありません。気持ちの旬が過ぎたものも寿命ととらえて手放していく。枚数は関係なく常に好きなアイテムがきちんと呼吸できる、風通しのよいクローゼットを目指しています。

以上、私の服との付き合い方について、でした。お読みくださりありがとうございます(^^)

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