一風変わったJAWS-UGとして噂のCLI専門支部に参加してきました。この支部は名前の通り、「AWS CLIを使ってAWSを乗りこなそう」をモットーにCLIで全てこなすことを前提にハンズオン形式で学んでいく硬派な支部です。発起人の波多野さんを中心に強者が揃っています。
Lambda入門
私が参加した会は、Lambda入門です。Lambdaは今後の可能性を強く感じる最右翼です。小さなところから実際のサービスに投入しつつ、そろそろデプロイ・リリース等を考えた開発運用体系を考えないとという時期でした。その辺りを考えると、GUIでチマチマするものではないなという確信はあります。そこで今回の入門に参加することで、体系的な知識を得ようと思いました。
CLI専門支部のハンズオン
いつも同じ形式か解りませんが、講師(今回は波多野さん)の方がQiitaに手順をアップして、それに沿って進めるというスタイルです。手順を説明しながら、そのコマンドの意味であったり背景・関連知識も披露されます。これが情報量として、かなり多いです。ハンズオン自体は1時間くらいですが、かなり充実感があります。ペースが速いので着いて行くのは大変ですが、基本的に手順をコピペすれば実行できるようになっています。周りをみていると、ハンズオンではなく波多野さんの話を聞くというスタイルの方もいるようです。後で再現できるので、それもまた有りだなと思いました。 www.slideshare.net
Lambda支部で学んだこと
今回の最大の収穫は、Lambdaのバージョン機能とエイリアス機能です。実運用で使えるだろうなと思いながらスペックを見ているだけでしたが、これは最初から採用すべき機能です。基本的には、Lambdaのファンクションを更新すると勝手にバージョンが上がってきます。これに対して、エイリアスでprodやtestなど別名を付けていくことによりBlueGreenデプロイが出来るようになります。何かあったら切り戻しも出来ますね。
一方でAPI Gatewayの方からエイリアスを指定する方法がないなど、課題の声もあがっています。この辺り調査しようかと思っています。
感想
JAWS-UG CLI専門支部楽しかったです。最近、CLI使っていなかったので、改めて良さが解りました。また時間を作っていきます。何かテーマ考えて、講師もしてみようと思います。
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