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マンション問題 最多の愛知県に物件名など伝える
10月27日 5時56分

マンション問題 最多の愛知県に物件名など伝える
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横浜市のマンションで‘傾き’が見つかり、建物を支えるくいのデータが改ざんされていた問題で、データの改ざんに関わった施工管理者が担当した物件が全国で最も多い愛知県に対し、対象の物件名などの情報が「旭化成建材」から伝えられていたことが分かりました。愛知県はこのうち公共施設の物件を県内の市町村に伝えて、施設の安全性の確認に活用してもらうことにしています。
この問題で横浜市のマンションでのデータの改ざんに関わった現場の施工管理者が担当した物件は全国で41件あり、このうち愛知県には23件と、半数以上が集中していることが分かっています。
くいの工事を請け負った「旭化成建材」は26日、データの改ざんに関わった現場の施工管理者が担当した物件の情報を三重県や岐阜県に通知していますが、全国で最も対象の物件数が多い愛知県にも情報を伝えていたことが分かりました。
この中では改ざんに関わった施工管理者が担当した23件の物件の名前や場所、それに施工主などが記されているということです。
これを受けて愛知県は、このうちの公共施設の物件のデータを一部の市町村に伝えていて、27日も伝達作業を進めて、市町村が施設の安全性を確認する際などに活用してもらうことにしています。

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