今回は時間もあまりないんで、余計なことを書かずに、このまま進めますね。 (*ノω・*)テヘ
「おさすい連続失踪事件」
『何かがオカシイ・・・・・・・・・』
と、ゆーのも、なんか最近魚の数が減っているよーな気がするんです。
デバって20匹位までは正確に数えられるんですが、30匹超えるとさすがに正確に数えるのが難しい。
でも・・・・な~んか少ない気がする。
「1、2、3、・・・・28?」
「おかしいなー・・・やはり4~5匹ほど減っているのでは?」
それにシリキも1匹減って17匹しかいないぞ。
狭い水槽の中ゆえに、自然と(?)、淘汰されるのは、いると思うが・・・
ただ、ここ最近安定していたのにもかかわらず、こんなに急に減るのって何かおかしいぞ?
▼さっそく捜査開始だ!っ ( `Д´)ノ
時間ないとかいいつつも、なぜかこんな画像を作ってしまう私・・・(ゝω・*)vキャピ
・・・・で、犯人は、あっけなく翌朝判明。
▼犯人はヤス・・・じゃなくてアロークラブでした。
少なくとも、数日にわけてデバを数匹持っているを目撃しましたので、デバを食べたのがコイツなのは明らかです。
しかし、こうして犯人はわかったのですが、問題は…
(1)弱ったもの、あるいは死亡した個体を食べた。(弁護側)
(2)生きているものを捕食した。(検事側)
・・・とこの点(動機)が、イマイチ判明しません。
しかし、私(裁判長)が思うに、おそらくコレ、両方だと思います。
具体的に言うと・・・・
(1)のケースでは、大型の4cmくらいの個体を持っているのを発見。
但し、大きさ(力関係)から、直接生きたまま捕食したのではないと思う。
(2)のケースでは生きたまま小型の個体(2cm程度)を捕食。
これは、気の毒なことに捕まりながらも、まだ動いている個体がいました。 (;´`)
このことから、必ずしもスカベンジャー(腐肉食性)のみならず、場合によって「捕食者」としての面があるのでしょう。
デバスズメは、基本的にミドリイシやエダコモンの枝の隙間や岩陰に身を隠して寝ていますが、たまに「ねぐら」を確保できなかったと思しき個体が、夜中に砂の上で寝ている場合があります。
こういう個体はたいてい「弱く、小型の個体」が多いため、就寝中に襲われてしまったと思われます。
▼デバスズメと「ねぐら」となるSPS(ミドリイシ類)
このアロークラブ、食欲はかなり旺盛で、大き目のデバ1匹でも1日かけて完食してしまいます。
甲長が2cmほどしかないのに、一体どこに入るのやら。。。。?
しかも、「獲物」を持っていながらも、他に餌があると拾いに向かうという貪欲さです。
あと、もうひとつ不思議なのは・・・・
コレほど食欲旺盛で、しかも強力な捕食者であるならば、毎晩のように被害が出てもおかしくないハズ。
しかし数日間、捕食することなく過ごすケースもよくあるということです。
空腹にさせておくと、より危険が増すような気がするので、こういうときはクリルを1/3ほど与えています。
しかし魚に給餌すると、クリルを片手に持ちながらも、毎度、毎度すごい勢いでやってくるため、「満腹だから襲わない」というワケでもなさそうです。
また一番、身体も小さく、動きもゆったりしている「オヨギイソハゼ」が無事なのも不思議。
▼オヨギイソハゼ
これらの事から、おそらく何らかの理由で「捕食できる条件」があるようです。
また、購入時、このアロークラブは「Lサイズ」とありましたが、5cm以上で健康体の魚なら、まず捕獲は不可能でしょう。
120cm水槽なら、逃げ場もたくさんあるし、そう簡単に捕食されないだろうと思っていましたが、最近では底にじっとしていなくて、夜間も岩をよじ登って、昆虫のクモのように細長い脚を伸ばしています。
これは、明らかに捕食行動であり、正直なところ入れたのは失敗だった気がします。
5cm以上の魚しかいない水槽なら、おそらく大丈夫だと思いますが、ここ最近「ヒバシヨウジ」の姿が見えません。
・・・ヨウジウオにしては、せっかく長期(8ヶ月以上)飼育していただけに心配です。
ヒバシヨウジは、全長5cm以上ありますが、このような魚種だと捕らえられてしまっても不思議でありません。
これ以上魚を捕食するようなら、機会を見て「監獄学園(飼育ケース)逝き」にするか、あるいはお引取り願うしかありません。
キイロサンゴハゼ
昨年からずーっと捜していた、私の大好物「キイロサンゴハゼ」が、今年になってなかなか入荷しません。
そしたら、8月の連休前あたりに、ふらりと立ち寄ったショップで、たまたま入荷したてのヤツを2匹見つけました。
まだ入荷したてで「袋入り」でしたが、もちろんそのまま即買いです。
▼キイロサンゴハゼ
入荷したてで、SPSの枝に隠れてしまうため人工餌を食べているのかよくわかりません。
しかし、痩せやすい種類の割りに、体型をそこそこ維持してるので何かしら食べていると思われ。
他にもSPSは、たくさんありますが、どうやらこの「エダコモン」が気に入っているようです。
このため、給餌のときはこの辺にテキトーに人口餌をばら撒いています。
すかさずヨスジあたりが寄って来ますが、エダコモンの枝の間に落ちたものは、誰にもジャマされることなく独占できるのではないかともいます。
きっと、もうしばらくすればエサの時間にホバリングしてくることでしょう。
▼常に枝の間にいるのでピントが合いません。
SPS飼育が軌道に乗り、成長する中で「何か足らない」と思っていたんですが、やっぱコレですね♪
でも、翌日、なぜか1匹になってしまいましたが、残る1匹は8/30現在も元気に暮らしています。
1匹ではやや寂しい感じもするのですが、コイツは意外と縄張り意識が強く、以前複数(5匹)入れたときはペア以外の個体は淘汰されてしまったので、しばらくこのまま入荷待ちしようと思います。
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