社長の遺体遺棄などの疑い 知人の２人を再逮捕へ

10月27日 5時53分

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２年ほど前から行方が分からなくなっていた会社社長の遺体が前橋市内で見つかった事件で、警視庁は、別の事件で逮捕された知り合いの男ら２人が遺体を埋めて遺棄した疑いがあるとして、２７日に死体遺棄などの疑いで再逮捕する方針です。

この事件は、２年ほど前から行方が分からなくなっていた会社社長の小澤道明さん（当時６２）が、今月１８日に前橋市内にある住宅の跡地の土の中から遺体で見つかったものです。
警視庁は、別の事件で逮捕されている知り合いの男らの「遺体を埋めた」という供述に基づいて遺体が見つかったことから、死体遺棄の疑いで捜査を進めていました。
その結果、６５歳の無職の男と５３歳の自営業の男の２人が、小澤さんの遺体を埋めて遺棄した疑いがあるということです。
これまでの調べで、小澤さんは２人のうち６５歳の男と金銭トラブルになっていたとみられ、小澤さんの会社名義の口座や貸金庫からは、およそ１億７０００万円がなくなっているということです。
警視庁は、２７日に２人を死体遺棄などの疑いで再逮捕する方針で、小澤さんが死亡したいきさつについても調べることにしています。