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対馬花火大会で火事
25日夜、対馬市の花火大会で花火の火が草むらに燃え移って、少なくとも3ヘクタールが焼けた火事で、消防や対馬市では、26日朝から、現場付近で詳しい被害の状況や原因を調べています。
この火事は、25日午後7時15分ごろ、対馬市上対馬町西泊で行われていた「対馬国境花火大会」で、花火の火が近くの草むらに燃え移ったもので、消防車10台が出動して消火にあたった結果、火はおよそ4時間半後に消し止められました。
草むらが少なくともおよそ3ヘクタールは焼けたとみられていますが、近くに住宅などはなく、けがをした人はいませんでした。
消防や対馬市では、26日朝から、現場付近で詳しい被害の状況や原因を調べています。
花火大会は、日韓友好を目的に、韓国との国境に近い場所で花火を打ち上げるイベントで、午後7時から花火を打ち上げ始めた直後に火事になり、中止されました。
対馬市によりますと、この花火大会では、去年までは海上から船を使って花火を打ち上げていましたが、25日夜は、風向きや波の影響で船を出せずに、陸上から打ち上げたということで、花火大会を主催した対馬市は「打ち上げ方法などに問題がなかったのか、関係者から当時の状況を聞き取るなどして原因を把握し、今後、再発防止策を講じたい」と話しています。
10月26日 12時33分