広島は26日、篠田純平投手(30)、武内久士投手(27)、鈴木将光外野手(28)、育成のダニーロ・デヘスス投手(27)の4人に戦力外を通告した。

 篠田は2007年の大学生・社会人ドラフトで広島に1位入団。3年目の10年には自己最多34試合に登板し、6勝を挙げた。翌年から登板数を減らし、今季はプロ入り初の1軍登板なしに終わった。「入団してから野球だけをまっとうしてきた。自分の出し切れる力を出し切って、すがすがしい」と語り、現役を引退する意向を明らかにした。

 武内、鈴木両選手は今後については未定。1日に発表された5人の戦力外選手を含め、9人が広島のユニホームを脱ぐことになった。