2015年10月26日20時25分
東京電力は26日、福島第一原発の敷地で汚染された地下水が海へ流れ込まないようにする「海側遮水壁」の工事が完了したと発表した。1~4号機の護岸付近に全長780メートルにわたって円筒状の鋼管を埋め込んだ。東電は地下水流入をほぼ遮断できるとしているが、効果の確認には時間がかかる見込みだ。
東電は海側遮水壁を、建屋周辺の地下水をくみ上げて浄化し海に流す「サブドレン計画」、建屋を取り囲む「凍土壁」と並ぶ汚染水対策と位置づけている。敷地内の地下水位が上がるのを防ぐため、サブドレン計画で地下水くみ上げのめどが立ったのを受けて最終工事に着手していた。
東電は、海側遮水壁の完成により、以前は1日約400トンが海に流れていた地下水が10トンまで減らせると説明する。効果が確認できるまでには1~2カ月程度かかるという。
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