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立ち入り検査の情報を巡る松山市職員らによる贈収賄事件で、漏らした情報はレッグ問題で責任追及の対象となりうる業者名だったことがわかりました。逮捕された職員と業者はきょう起訴されています。贈収賄の罪で起訴されたのは犯行当時、松山市廃棄物対策課だった山野本慶三被告（５２）と廃棄物運搬業・ユーズエコプロジェクト社長の宇田重陳被告（４５）です。この事件では立ち入り検査の情報を漏らしたことを巡り去年６月、高級輸入車４４０万円相当を受け渡した疑いで２人が逮捕されています。検察によりますと漏らした情報は、山野本被告が担当していたレッグ問題について、責任追及の対象となりえる名簿の写しだったことが分かりました。松山地検は２人の認否を明らかにしていません。松山市は、今後山野本被告と接見し事実を確認次第厳正に処分するとしています。