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貧乏ゆすりの健康メリットがまたひとつ。

日本ではマナー的に良くないといった印象が強い「貧乏ゆすり」ですが、英国にて新たな研究結果が発表されています。

「長時間座り続ける時の貧乏ゆすりは健康に良い」肥満や健康指数にプラス

　英国のリーズ大学とユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの共同研究によって発表された論文によると、貧乏ゆすりは座り姿勢のデメリット部分を軽減することが分かったという。

ここ数年、貧乏ゆすりには健康メリットが存在しているという説が数多く上がっている中、今回の研究結果では更に、健康に関連する指数が良いものになることが判明した。

オフィスワークなどの座ったままでいることが多い労働環境では、自然と心臓病などのリスクが高まる傾向にあり、座る時間が長いほど死亡率が高まる。それに効果的なのが「貧乏ゆすり」だ。

▲ 長時間の座り作業・仕事は案外、危険。

今回の研究で明らかとなった内容は、貧乏ゆすりは長時間座り続ける時の座り姿勢のデメリットを軽減するというもので、35から69歳の女性1万4000人を対象に食生活・運動習慣・病歴、そして貧乏ゆすりの癖の有無を調査したという。

その結果、調査対象の中で貧乏ゆすりをするという人では、肥満度指数（BMI）を含め、健康指数が貧乏ゆすりをしない対象者に比べ、良いことが分かったとのこと。

なお、貧乏ゆすりをしてしまう根本的原因は「日常的なストレス」から来ているなどの諸説が多数存在するが、近年の研究では貧乏ゆすりが健康指数を良くする可能性は高まっていると言えることができます。

今回の共同研究者の一人、Gareth Hagger-Johnson博士は貧乏ゆすりに対し、以下のようにコメントを出している。

「長時間じっと座っているという行為が一番、健康に好ましくない。貧乏ゆすりをするだけで健康への悪影響を軽減できるだろう。」

これに加え、共同研究者の一人Janet Cade氏は「さらなる研究が必要となる。しかし今回の研究結果から、貧乏ゆすりは健康メリットが存在することが確実的である可能性は高まっており、今後も研究を続けていきたいと思う。」とコメントを出している。

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参照元：EurekAlert!

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