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大本本部のサイトに以下のようなことが書かれてある。偽四代である出口聖子の言葉だ。 「水晶のたね」「水晶のみたま」とお筆先にも示されてありますように、三代教主さまの特別なご使命とご神格は、開教以来厳然としております。そこにいささかのゆるぎもありません。その三代教主さまによって、次代の教主が決められたということを考えていただきたいと思います。 この三代教主である直日が正当な教主であるかについてはつまるところ、正当道統継承者であることに違いはない。だから、三代直日は大本を引率するだけの職責がある。 しかし、だからといって直日が水晶の身魂であるかどうかについては王仁三郎自信が疑義を挟んでいる。これはこの前のブログでも紹介したし、また、私のサイトでもすでに公表されているので見識者の間では今や常識となっている。その根本資料がこれである。↓ ⚫︎錦の土産 月の御魂に幾度も気を附けさしたなれど聞き入れ無く 神の申す言に反対いたして三代を汚して了ふて居るぞよ。三代の御用が辛くて勤まらぬならば遠慮は要らぬ好きな様に致すが宜いぞよ。五六七の世の宝を暗い穴へ陥れようといたすやうな悪の身魂はモウ此上は神界の帳を切りて 万古末代の悪の鏡といたすぞよ。 この錦の土産を大本本部の面々がどのように捉えているのかというと、ほとんど取り上げてはいないらしいというのが実情のようだ。 錦の土産は出口王仁三郎が満蒙に旅立つ際、出口八重野の夫である出口伊佐男に託した王仁三郎の遺言である。これは長らく京都府亀岡中矢田の熊野館の金庫において保管されていたもので、伊佐男が亡くなって後に関係者親族、見守りの元に金庫は開けられその実在が確認されたものである。その後、この文書は極秘扱いされ、しばらくは関係者の間だけで読み継がれていた。 そこで私もその内容を拝見することができたわけだが、その後、本格的にネットへこの錦の土産を掲載したのはこの私である。 錦の土産であれだけ三代が汚れていると記されているのに大本本部の信徒はお構いなしに三代が水晶の身魂であると主張するわけである。三代は次のように語っていた。 『私は教義はきらいやで。今の世は三代の世。私の思いどおりにしてよいやろ。』(第三次大本事件の真相 p198 十和田龍著) 私の思いどおりにしてよいやろ。というのはどういうことか。この言葉、いつ発したのかというと神言事件での際での言葉なのである。戦前、皇道大本では【我皇御孫の命】の文言が入った神言が奏上されていた。終戦後、それに代わって霊界物語第60巻に掲載された神言が奏上されるようになった。皇道大本が【我皇御孫の命】の入った神言を奏上していたのは当時の天皇制ファシズムに対応した迎合対策であって王仁三郎の本心ではなかった。王仁三郎は戦後、「これからは『物語』六〇巻にのせた神言でないとみろくの世はこぬ」といって各信徒に対し、新時代を意識した神言を奏上するように指示したのである。 それを三代直日は戦前のあの天皇制ファシズムに迎合した【我皇御孫の命】の文言が加えられた神言を奏上するように指示したのである。時代の退嬰とはこのことである。二度の大弾圧を乗り越えながらも存続してきた大本の矜持はすでにこの段階において直日にはなかったことを意味する。 王仁三郎の歌には次のようなものがある。 瑞の御霊の苦しみを 心潜めてよく悟り 味はひかしこみ守りなば これの教えは明らかに 手に取るごとく悟り得む まず、王仁三郎がきらいだった直日にこの意味はわかるまい。 水晶の御霊であるという以上、それは天界の内流があることを意味するが、出口王仁三郎は最高天国におけるオーラを常に醸し出しているから、それをスフェアとして感知できなかったというのは、即ち、直日には天界の内流などなかったことを意味している。 王仁三郎や霊界物語を軽視するのがこれまでの大本本部のやり方だったのに、霊界物語の音読CDを出してみたり王仁三郎の和歌集を出してみたりと王仁三郎に関係するものを発売するのは面白いことだと思うが、王仁三郎を取り上げれば取り上げるほどに三代直日の素行が問題視されていくのではないのか。 直日の神言事件は面白いもので、いかに直日が世の権力に迎合しようとしていたかが垣間見られるものである。思えば直日は出口王仁三郎が嫌いだったわけだが、その理由は天皇制ファシズムに対してまるで煽るかのような活動を展開してきたわけで、直日からすると政府当局から弾圧されるのは十分に予測できることだった。王仁三郎が大規模な宣教活動を展開しなければ大本は弾圧されることはなかった。あれだけの苦労を強いらされたのは王仁三郎のせいである。だから、直日は王仁三郎を憎んでいたし、王仁三郎のことを、「あの、とはつの男がッ‼️」と吐き捨てるように語っていた。そして、これは何も直日だけではない。あろうことか、王仁三郎の娘たち全員がこのように吐き捨てていたのである。 大本における王仁三郎の娘たちの全ては王仁三郎に対して反発していた。彼女たちの意識は天界の相応ではなかったのである。 ここで注目したいのは、あの水晶の御霊と称された直日がどうして現行の天皇制に対して迎合したかったのだろうか。その理由はこうである。世間が未だに現天皇制に対して尊崇する立場であるから直日もそれに準じたいということのようなのである。しかし、王仁三郎は政府当局を煽るような宣教活動を展開していた。そういう王仁三郎を憎んでいたのである。 一応、大本神観では国祖国常立尊を押し込めたのは天皇サイドの霊系であるというのが通説で、二代澄が天皇家を殊更、嫌っていたのはそのためであるから直日が簡単に天皇制に迎合するということになるとそれはつまり、国祖を隠退せしめた八王大神常世彦に迎合したことを意味する。常世彦には大蛇が憑依していたから、即ち、それは魔に平伏したことになるのだ。 直日はこういう矛盾したことをやってのける。 これを水晶の御霊というのか❓ 王仁三郎の霊界物語や大本神諭に書いてある直日への言葉というのは、つまり、【カムフラージュ】があることに留意したい。直日の素行こそに注目すべきなのだ。 大本信徒連合会も直日に対してはあまり厳しく弾劾しないわけだが、それは四代直美の実母だからに他ならない。彼らも大本本部に対しては厳重に抗議するといっても、その本質たるや大本本部とほぼ同質のものなのだ。 それはどういうことかというと、道統の根本問題に対しては考察をしないという点そのものである。 開祖は王仁三郎の至近距離にいながらにして間接内流があるとされながらも彼の強大なスフェアを察知することが出来なかった。それは二代も三代も同様で、四代直美は王仁三郎が天のみろくさまであることを意識しても何も活動することはなかった。そして、五代も同様であり、六代春日に至っては最も基本的な大本神観すらも忘却している有様である。 四代直美以下の道統継承者たちも三代直日については厳格に弾劾することはあるまい。理由は身内だからだ。直日は正当道統継承者としてはまったく失格だったとはっきり言ってのけて初めて大本は再興するのである。そういったけじめなくして真の再興などありえるばすはない。いつまでも保守的な考え方に固執する。これは出口家の体質であるといえよう。 これが大本道統の実態なのである。
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この記事に
はじめまして、泰蓮居士と申します。このコーナーは
仏教と仙道ほかの話題を投稿しています。若いころ、
仙人を目指して修行していました。ブログにも書いて
いますが、神示により３０ｍ以上の大滝にも挑戦した
り、色々やりました。今は目指してはおりません。
ごくごく普通の人間になりました。興味がありましたら、
覗いてみてください。趣味は陶芸です。
2015/6/22(月) 午後 1:25 [ 泰蓮居士 ] <<コメントに返信する
こんにちわ(^_^)aよろしくお願いします😉
2015/6/22(月) 午後 6:23
<<コメントに返信する
以前メールした眞仁山人ですよー！
coronaもmikel王子も鉄幹子も同一人物です。
私の四魂のブログと考えてください。
2015/6/22(月) 午後 10:47 [ 泰蓮居士 ] <<コメントに返信する
なんだ。そうでしたか😊
2015/6/22(月) 午後 11:27
<<コメントに返信する
こんばんは！mikel王子です。
今は思いついて弥勒如来像にチャレンジしています。
陶器とちがいほぼ彫刻なので、大変苦労しています。
こちらのコーナーは宇宙人の伝言とか、メイソンほか
について投稿していて、どちらかというと２０２０年以降
の案内となっていますので、興味がありましたら、覗いて
みてください。
2015/6/24(水) 午後 6:38 [ mikel 王子 ] <<コメントに返信する