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大本信徒連合会が大本本部に関してこんなことを掲載している。本部が「清泉の小川を」を掲載しているのだが、私もここで少し書いておきたい。 ●「清泉の小川を」（昭和57年、三代教主名の文書）について 宗教法人大本ホームページに掲載されている、昭和57年に出された三代教主の「清泉（せみ）の小川を」の文書は、とても三代教主のご本心とは思われない文書の一つです。 昭和55年8月の瑞生大祭で、三代教主は「……直美のもつ使命は何人たりともこれに替れるものではございません……」とご挨拶されていますが、翌昭和56年6月、出口直美さまと栄二先生がご面会された時、三代教主は「もう自分の手にはおえない」と、力なくいわれ、また同年8月、栄二先生と出口紫さまは中国から帰り、お土産を持ってご報告に行かれた時も三代教主は紫さまに、「お父さんを大切にしなさい。こんなところだから苦労するのだ。もうどうしようもない。（栄二先生追放の件は）自分の手には負えないところへ行ってしまった」と言われました。そしてその翌昭和57年に「清泉の小川を」と題した、直美さまを世継ぎから外す文書が出されているのです。 次に、その翌年昭和58年5月、三代教主から直美さま、栄二先生へ「一日も早く神苑から立ち退くように」との旨のお手紙が出されましたが、その年の8月、綾部在住の平春子氏が、教主館ご奉仕辞退のご挨拶に直美さまと共に三代教主にご面会に行った時、立ち退きの話が出て、直美さまが三代教主に「あれは本当にお母さんが書いちやったん」とお尋ねになると、三代教主は、「ちがうで、あれは弁護士さんに書けといわれて書いたんや」といわれているのです。直美さまが席を外している時、三代教主は平春子氏に「あんたも親やろ。親やったら何で家を出て行けっていうことがいえるか」とおっしやっています。 そして更に昭和61年2月、三代教主は大阪の病院に入院されている時、直美さまの作品集「しずはた」発刊を祝って、直美様に金一封と共に二度にわたってお歌を贈られました。しかし当時の教団の宇佐美執行部は、［……この歌は私が何年も前に直美に渡したもの……］との、事実に反する書面を三代教主に無理にお書き願い、各地に宣伝しました。この件で安本肇氏は大阪簡裁へ調停申立をしています。（「しずはた」安本名誉毀損事件） 三代教主は、宇佐美執行部により、再三にわたり事実と異なる文書を強要されたのです。この事は裁判でも明らかになりました。三代教主名による「清泉の小川を」は、この一連の時期における文書なのです。とても三代さまのご本心とは思われません。 ※（⇒出口栄二不当弾圧事件第34回公判「裁判報告」、パンフレット「神の申したことは一分一厘違はんぞよ」） なお、「清泉の小川を」の原文では、宗教法人大本のホームページ掲載の文書の前にまだ数行の文章があります。一部分にしろ、削除するのならその旨一言あってもしかるべきかと思われます。 （平成27年5月） 連合会のサイトの文章を見ていて思うが、出口直日に対して批判する文言は全くない。それどころか擁護するかのような文体になっているという点において物事の本質に迫った意気込みではないことがこの文章からも伺える。つまり、どういうことかというと三代直日をかばう点からして大本本部とほぼ同類だということだ。 さて、削除された原文をここに掲載しよう。 ⚫︎清泉の小川を 出口直日 さきに世間の新聞にも報道され、"愛善苑"六月号にも発表されましたので、すでにごしょうちのこととおもいますが、いぜんから決まっていました大本四代の世継ぎを、このたびやむのごとなき事情のために私の一存から替わってもらうことにいたしました。 これには、考えてもみなかった一大決意を必要としました。 それだけにこの道の信徒の方々には、ことがことだけに吃驚されたことと、申しわけなくおもいます。 なぜこういうことになったか、ということにつきましては、六月一日発行の冊子で、私が総長と総代会議長・副議長の方に話ました談話記録が印刷されましたので、少しは分かっていただけたことと思いますが、なお意を尽くしてことの経緯を書きとめ、ご了承の資(たすけ)にいたしたいと思います。 ここの文章が削除されているのである。この文章で特に注意したいのはここだ。↓ ここに、【私の一存】とある。つまり、直日の一存だけで道統継承者の変更を決めたということなのだ。なぜ、大本本部はこの箇所を削除したのか。 それはつまり、簡単なことで、この点を追求されると面倒だからではないのか。 そして、この削除された文面を連合会サイトが掲載しないのはなぜか❓それもつまり、三代直日の稚拙さを糾弾される恐れがあるからではないのか❓ 三代直日は直美の実母でもあるから、直日への糾弾は避けたいという意図があるのは大本信徒連合会のサイトを見ていても明白である。しかし、三代直日はウラナイ教の本部(おほもと)の教主である高姫の再来であることはすでに知られているところであるから、大本神観においては当然として批判されるべき対象である。彼女がもっと王仁三郎を理解し、組織に対してもっとしっかりしていれば第三次大本事件など勃発してはいなかったのだ。根本的な責任は榮二や京太郎にあるというよりは三代直日そのものに帰着することは明らかで、この点を糾弾しないところが本部も連合会も同類なのである。 それにしても、直日、私の一存で道統を変更とはどういうことか。すでに神定とされた四代直美であるのに変更を決定したのが直日一人の一存とは面白い。 直日が水晶の御霊で木花咲耶姫の再来だから直日一人の一存でも構わないのではないかというのが本部の主張だ。しかし、こんなものは直日が天皇制に迎合する意向があったり、王仁三郎を嫌う一面があったというだけで瞬時に無効となる主張である。 そもそも、王仁三郎を嫌った三代直日の一存、というところが最大の問題なのである。天界の相応にない者の意思決定などどれほどの意義があるというのか。 であるから、道統継承者における道統の変更とは、つまり、三代直日の稚拙な決定そのものに問題があるのである。この点を指摘されない連合会の抗議とは、所詮、画竜点睛を欠いた抗議であって、本質を突いたとは到底、言えない内容といえよう。 大本信徒連合会はあくまでも大本本部内にある組織である。(本部は認めてはいないが。)であるから、彼らがいかに本部に抗議しようともそれは同じフィールドにいる者通しの骨肉の争いに過ぎないのである。
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この記事に
久しぶりに、ブログを拝見いたしました。私は大本には全く
関係しない者で、いきさつは分かりませんが、私のブログに
ずっと前に書きましたが、昭和２６年に錦の宮かんれんで
瑞霊よりの神示が出て、
なおひはなおらん・・・と言う風に瑞霊がいわれているので、
どうにもならないと思っていました。私のブログには取り巻きが
悪かったのだろうと書いておきましたが、悪い取り巻きを選ぶの
も相応の理ですからどうしようもないですね！
しかし、瑞霊在世時代に９分９厘の神業を完成させて、残りの１厘
を辻天水のグループで瑞霊の指導のもとに果たされているのですから、僭越ながら、大本は十分な活動をされたと、私は評価しています。厳しい味方ですが、あとは惰性的な活動になると思います。
それは現在も、ローマの法王庁が存在しているように、分派しな
がらも今後も続いていくと思います。割れた陶器を、つなぐ金接ぎ
という技法がありますが、そのような訳にはいかぬように思います
2015/6/18(木) 午後 6:14 [ corona ] <<コメントに返信する