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中国共産党の重要会議始まる 経済政策議題に10月26日 14時47分
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向こう5か年の経済政策を話し合う中国共産党の重要会議が26日から北京で始まり、景気の減速が鮮明になるなか、構造改革と安定成長の両立に向けてどのような計画を定めるか注目されます。
中国国営の新華社通信は、共産党の「5中全会」が26日から北京で始まったと伝えました。「5中全会」は3年前の党大会で選出された中央委員会の委員による5回目の全体会議で、習近平指導部をはじめ、300人以上の幹部が出席します。
会議の開催場所とみられる建物の周囲には、26日朝から、多くの警察官や警察車両が配置されて、歩道の通行が規制されるなど、ものものしい警備態勢が敷かれています。
会議の主要な議題は、来年以降の経済政策の基本方針となる新たな5か年計画です。
指導部は、経済成長の速度よりも質を重視し、投資と輸出に頼る経済から個人消費が主導する経済への転換を目指していて、2020年にはGDP=国内総生産と国民の平均収入を2010年の2倍にするという目標も掲げています。
このため会議では、今の5か年計画で年平均7%としている経済成長率の目標を引き下げるかどうか検討したうえで、格差の是正や、環境問題、それに人口政策などについて議論するものとみられます。
会議は今月29日までで、景気の減速が鮮明になるなか、構造改革と安定成長の両立に向けて指導部がどのような計画を定めるか、注目されます。
会議の開催場所とみられる建物の周囲には、26日朝から、多くの警察官や警察車両が配置されて、歩道の通行が規制されるなど、ものものしい警備態勢が敷かれています。
会議の主要な議題は、来年以降の経済政策の基本方針となる新たな5か年計画です。
指導部は、経済成長の速度よりも質を重視し、投資と輸出に頼る経済から個人消費が主導する経済への転換を目指していて、2020年にはGDP=国内総生産と国民の平均収入を2010年の2倍にするという目標も掲げています。
このため会議では、今の5か年計画で年平均7%としている経済成長率の目標を引き下げるかどうか検討したうえで、格差の是正や、環境問題、それに人口政策などについて議論するものとみられます。
会議は今月29日までで、景気の減速が鮮明になるなか、構造改革と安定成長の両立に向けて指導部がどのような計画を定めるか、注目されます。