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将棋 プロの公式棋戦でアマチュア初優勝
10月26日 16時21分

将棋のプロの公式棋戦となっている加古川青流戦で、アマチュアの稲葉聡さんがプロ棋士たちを破って優勝しました。アマチュアがプロの公式棋戦で優勝するのは初めてです。
将棋の加古川青流戦はプロの公式棋戦の1つで、若手プロ棋士をはじめ、プロを目指す奨励会の上位会員など44人がトーナメント形式で戦いました。
このうちアマチュア枠で出場した名古屋市の会社員、稲葉聡さんがプロ棋士を次々と破って決勝に進出すると、25日兵庫県で行われた決勝3番勝負の最終局で、17歳の現役最年少プロの増田康宏四段を破り、通算2勝1敗で優勝を果たしました。
プロの公式棋戦でアマチュアが優勝するのは、これが初めてとなります。
稲葉さんは30歳。プロ棋士の稲葉陽七段の兄で、自身も中学生のとき奨励会に入会したもののプロになる意欲がわかず3級で退会し、その後はアマチュアの大会を中心に活躍してきました。稲葉さんは「まずは1勝することを目標に挑みましたが、優勝は自分でもびっくりしています。これからも変わらず、将棋を楽しんでいきたい」と話しています。

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