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グアムの事例など紹介

石垣島への自衛隊配備を懸念した石垣金星氏と新垣重雄氏(左から)=24日午後、市民会館中ホール

石垣島への自衛隊配備を懸念した石垣金星氏と新垣重雄氏(左から)=24日午後、市民会館中ホール

脱植民地化についてグアムの状況を説明したマイケル・ベバクア氏(右)とエドワード・アルバレス氏(左)。中央は通訳者

琉球民族独立総合研究学会
公開シンポでエドワード氏

 琉球民族独立総合研究学会(ACSILs)主催の国際オープンシンポジウムが24日午後、石垣市民会館中ホールで開かれ、前竹富町教育長の慶田盛安三氏が基調講演した後、同会員のエドワード・アルバレス(グアム政府脱植民地化委員会事務局長)、マイケル・ベバクア(グアム大学教養社会科学部准教授)、石垣金星(西表をほりおこす会代表)、新垣重雄(島の未来を考える島民会議共同代表)の4氏がパネルディスカッションを行い、グアムの事例などを紹介した。

 同学会は「人民の自己決定権」に基づき、琉球独立の政治的地位を実現することを目指し、学術的な観点から独立に関する研究を行おうと2013年に設立。年数回のシンポジウムを行ってきた。

 同会によると、グアムは46年に国連の非自治地域リストに登録され、97年にグアム政府に脱植民地化委員会を設立、将来の政治的地位として「独立国」「自由連合国」「州」を検討することを決め、議論を進めているという。

 パネルディスカッションでエドワード氏は「グアムも沖縄も植民地だと感じる。私たち自身の島で何が行われていくのか、島に住んでいない政府が決めるのではなく、私たち自身が議論のテーブルに就かなければならない」と自治権の強化、確立の必要性を強調。

 マイケル氏は「日米安全保障条約で苦しい思いをしている島々に道を示すことが重要だ。独立も一つの方向性だと思う」と述べ、独立の必要性を訴えた。

 また、石垣氏と新垣氏は石垣島への自衛隊配備を懸念、「力を合わせて独立についても頑張ろうと考えている」(石垣氏)、「政府に対してモノを言うには頭数。選挙、地域の声を一つにすることが大事だ。右傾化に対抗する強固な組織をつくらないといけない」(新垣氏)と意気込みを話した。

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