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【大リーグ】

アリエッタ4失点 KOの背信投球

2015年10月20日 紙面から

◇NLCS第2戦 メッツ4−1カブス

 絶対的エースのジェーク・アリエッタ(29)は1回、打者3人計13球で3点を失った。先頭グランダーソンの右前打と直後のライトの中越え二塁打で1失点。さらに、マーフィーに2ランを浴び、自身5年ぶり2度目の「1回に3失点」。7月25日以来、登板16試合ぶりの黒星を最悪のタイミングで喫した。

 「のっけから大きな落とし穴にはまってしまった。2ランが試合の全てだったが、決して悪い球じゃなかった」。アリエッタは信じられないという表情で振り返った。

 直球は今季平均94・5マイル(約152キロ)が、この日は同93マイル(約150キロ)。「肉体的には大丈夫だった。今夜は剛速球は必要ないと思っていた」と強がったが、マドン監督は「疲れはあったのかもしれんな。スピードガンはうそをつかない」と語った。

 試合後、マドン監督は監督室にこもり、ボクシング映画『ロッキー』のテーマ曲を大音量で流して自身を鼓舞した。同監督は「5回戦制ならば連敗スタートはきついが、これは7回戦制。過去にもここから逆転はあった」と前を向いたが、7回戦制のLCSで連敗スタートからの逆転勝ち抜け率は12%(25チーム中3チーム)の狭き門となっている。

 

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