こんにちは!生産性向上チームの宮田(@miyajan)です。
10/20(火)にサイボウズ株式会社の東京オフィスでSelenium勉強会を開催させていただきましたので、その様子についてご報告いたします。
背景
これまでサイボウズでは、会社のスペースや設備面などの都合により社外の人を含む勉強会を開くハードルが高いという問題がありました。しかし、日本橋の新オフィスへの移転により環境が劇的に改善され、もっと社外の人を招いて技術PRしていこうという機運が高まってまいりました。
そんなときに、私がUSのポートランドで開催されたSelenium Conference 2015に参加する機会がありました。ちょうどいいネタになりそうだったので、これを機に社外の人を集めてSelenium勉強会を開催してみることにしました。
発表内容
私以外にも、3名の社外の方が発表者として手を挙げてくれました。Selenium Conferenceの話に加えて、テンプレートエンジンの話、視覚的に自動テストできるツールの話、Seleniumテストを実際に社内運用している話、と非常にバラエティ豊かな発表内容だったと思います。発表資料については、connpassのイベント資料一覧にまとまっていますのでそちらをご参照ください。
当日の発表中の盛り上がりについては、togetterのまとめをご参照ください。参加レポートへのリンクもまとまっています。
会場の様子
勉強会開催ノウハウが少ないこともあり若干の不安があったのですが、参加者の皆さまのご協力もありスムーズに進行させていただけました。質疑応答や懇親会での会話も盛り上がり、今後につながるよい勉強会だったのではないかと思います。
受付の様子。後ろのキリンに目を奪われた人も多かったのではないかと思います。
会場の様子。Bar風の空間にハロウィンの飾り付けという勉強会会場がこれまでにあったでしょうか。
私の発表の様子(照)。
ピザの様子。ピザの良し悪しが勉強会の良し悪しを決めると言っても過言ではないです。
参加者層
どういった方に参加していただいているのか気になったので、私の発表の途中でいくつかアンケートを取ってみました。うろ覚えなのでご参考までにどうぞ。
- 実際にSeleniumを運用している人が半数以上
- Seleniumテストの使用言語はJavaが一番多く、続いてRuby、その他の言語もちらほら
- Selenium IDEを使用している人は1名のみ
- Selenium Gridを使用している人は4,5名ほど
おわりに
当初は参加者を20名で募集したのですが、それをはるかに上回る応募がありました。最終的に40名まで増枠したのですが、参加希望者は90名を超えており、自動テスト関係への興味の強さを感じられました。一方で、自動テストについて外部の人と交流できる場がまだまだ少ないと感じているので、今回の勉強会がそのきっかけの一つとなれば幸いです。もっと自動テストへの熱い思いを語り合いましょう!
Seleniumに限らず、サイボウズでは今後も様々なエンジニアが交流できる場を提供していきたいと考えています。もし、勉強会などでサイボウズの会場を利用したいなどありましたら、お気軽にサイボウズのエンジニアまでご連絡ください!