三代目ＪＳＢ Ｗミリオンだ！！　観客動員１２０万人＆アルバム１００万枚

　７人組ダンス＆ボーカルユニット「三代目　Ｊ　Ｓｏｕｌ　Ｂｒｏｔｈｅｒｓ」が１７日、大阪市の京セラドーム大阪で全国ドームツアーのセミファイナル公演を行い、ファン４万２０００人を熱狂させた。１８日のファイナルまでにパブリックビューイングを含め１２０万人を動員。引っさげてツアーに臨んだ、１月発売のアルバム「ＰＬＡＮＥＴ　ＳＥＶＥＮ」は９月、今年発売のアルバムで唯一となる出荷１００万枚を突破。同ユニットにとっての金字塔となる“Ｗミリオン”を達成した。

　全幅６５メートルの巨大なメーンステージに登場したメンバーたちは、ステージのスケールに合わせたダイナミックなパフォーマンスを繰り広げオープニングからエンジン全開。新曲「Ｕｎｆａｉｒ　Ｗｏｒｌｄ」（９月２日発売）、ヒット曲「花火」、「Ｓｕｍｍｅｒ　Ｍａｄｎｅｓｓ」など全３０曲を約３時間半にわたって披露した。

　昨年は「Ｒ．Ｙ．Ｕ．Ｓ．Ｅ．Ｉ．」で日本レコード大賞を受賞するなど人気が爆発。その勢いで初ドームツアーに臨み、５月２７日の福岡・ヤフオクドームを皮切りに、名古屋・大阪・札幌・西武プリンス（埼玉）・東京の６大ドームツアーを開催。ツアーの動員は昨年の４０万人から３倍増となった。

　初ドームツアーでの６大ドームツアーは単独の日本のアーティストで史上初。さらに、デビューから４年１１カ月で史上最速の６大ドームツアー開催となった。また、チケットは入手困難な“プラチナチケット”に。１人でも多くのファンにライブを楽しんでもらうために、全国各地の映画館でライブビューイングを開催。この日も９６館に生中継された。

　本番前、ボーカル・今市隆二（２９）は「デビューしたての時に７人で、『ドームを制覇したらやばいよね』って話していた夢が、本当に今回多くの方々のおかげでかなえさせてもらった」と感激の面持ち。今回のツアー前、兄貴分であるＥＸＩＬＥのボーカル・ＡＴＳＵＳＨＩ（３５）と食事。その際、「『Ｒ．Ｙ．Ｕ．Ｓ．Ｅ．Ｉ．』を本編最後にやったら、お客さんは絶対に感動してくれるよ」とアドバイスされたという。

　この日、ライブ本編の最後の曲はＡＴＳＵＳＨＩのアドバイスに従い「Ｒ．Ｙ．Ｕ．Ｓ．Ｅ．Ｉ．」。ボーカルの登坂広臣（２８）が「みんなで歌ってもらえますか？　大阪行けますか？　みんなで１つになりましょう！！」と呼び掛けると、巨大モニターに歌詞が表示されファンも大合唱。同曲の振り付けでおなじみとなったダンス「ランニングマン」もいつも以上のキレ味で、場内の盛り上がりは最高潮に達した。今回のツアーを収録したライブＤＶＤが１２月１６日に発売される。