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【芸能・社会】

「火花」主役に林 「ネットフリックス」で来春独占配信

2015年10月20日 紙面から

 お笑いコンビ「ピース」又吉直樹(35)の芥川賞受賞作「火花」の映像化作品に、俳優の林遣都(24)、波岡一喜(37)、門脇麦(23)がメーンキャストとして出演することが19日、決まった。米インターネット動画配信大手「ネットフリックス」で独占配信される。映画「ストロボ・エッジ」などを手掛けた廣木隆一監督が総監督を務める。

 吉本興業によると、「火花」は全10話の連続ドラマで、各話40〜50分程度。来春、各話が一斉に配信される予定だ。

 主人公の芸人・徳永に林。徳永が師と慕う「あほんだら」のボケで天才肌の芸人・神谷に波岡、神谷と同せいする真樹に門脇を起用。11月上旬に撮影に入る。

 林は「このような機会を与えていただきありがたい。命懸けで取り組みます」とコメント。「火花」を読んで「一人一人の人間らしさがひしひしと伝わり、夢中で引き込まれた。責任を持って徳永を演じたい」という。

 波岡は「めちゃめちゃうれしい。正直なところ今は楽しみ半分、不安半分」、門脇も「又吉さんが大好きなので、とてもうれしかった」と喜んでいる。

 「火花」は発行部数239万部を記録し、芥川賞受賞作品として単行本発行部数で1位を達成した。

 

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