中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

うの元シッター 二審は猶予判決

2015年10月20日 紙面から

 タレント神田うの(40)のバッグなど計約1320万円相当を盗んだとして、窃盗罪に問われたうのの元ベビーシッター岩井圭子被告(60)の控訴審判決で、東京高裁は19日、懲役2年4月の実刑とした東京地裁判決を破棄し、懲役2年4月、執行猶予4年を言い渡した。

 岩井被告は控訴審段階で約1140万円を被害弁償に備え、法務局に供託。一審段階の約183万円と合わせて全被害に相当する額を供託したことになり、植村稔裁判長は「被告は控訴審でさらに反省を深めた。現時点では、社会内で更生の機会を与えるのが相当だ」と述べた。

 判決によると、岩井被告は2013年6月〜14年9月に10回、うの宅などで、バッグやブレスレットといったブランド品27点を盗んだ。被告側は執行猶予付き判決を求めていたため、上告しないとみられる。

 岩井被告は控訴審で、「息子が病気のため、私が刑事施設に入ると看護ができない」などと主張していた。

 判決後、うのは「この件ではいろいろなことを学ばせていただきましたが、何より終わりを迎えたことにホッとしております。このような事件が再び起こらないことを願っております」とコメントを出した。

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ