隠居系男子の鳥井さんのブログを読んで共感しました。
ブロガーなら知っている人も多いはあちゅうさんの本「半径5メートルの野望」を引用しています。
ブログのアドバイスを求められた時の回答だそう。
みんな、外に解決法を探しすぎなのです。何かヒットさせる方程式があるんじゃないか。人気ブロガーには共通点があるんじゃないか。そんなふうに、分析することももちろん大事だと思うけれど、一番考えなければいけないのは、「自分は何のためにブログを書きたいのか。ブログを通じて、どういうことを世の中に発信したいのか」です。それは、自分の内側を掘らないと、出てきません。外ではなく、中に中に掘っていく。答えというのは、外にあるとは限らないのです。自分が楽しくて、更新し続けられるテーマや、文章の書き方は、外をどんなに探したって見つけられません。
これは本当にそのとおりで、自分は何のためにブログを書きたいのか、ブログを通じて、どういうことを世の中に発信したいのかという姿勢は重要だと思う。
最初から信念があって書くこともないかもしれないが、確固たるものがあるブログはやはり読んでいても熱い想いが伝わってくるものだ。
ただ、想いはあるのだけど、いいネタがわからないという人もいる。
そして鳥井さんは「こんなネタを書こうと思っているのですが、どう思いますか?」という質問に対して必ず答えているのが
「一刻も早くその書きたいと思ってるネタを、全部書ききっちゃってください。そして、もう書くものがないっていう状態に自分を追い込んでください。その時に絞りだすように書いたネタが、本当にあなたが書きたいものですから」
というものだそう。
自分を振り返ってみても、書きたいことはたくさんある。どれがウケるのかとか、どういう風に書けばいいのかとか、文章がまとまっていないとか、本音を書くのは恥ずかしいとか色んな理由で書くのを後回しにしてしまうことはあるけれど、それでもだんだん書き続けているうちに、自分が本当に言いたいことが出てしまう気がする。
むしろ、ブログを書きながら、自分はこんなことを思っていたのかという新しい発見もあったりする。
この記事は自分と対話しているような気持ちで書いていた。書きながら少し驚いた部分もあった。反響もいただいて、また考えが深まったので書きたいとも思っている。
自分は何のためにブログを書きたいのか、ブログを通じて、どういうことを世の中に発信したいのかをたまには見つめ直してみるのもいいのかもしれない。
ほかの人がどんな想いで書いているのかも気になるところ。