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【ゴルフ】

森田理香子が6位浮上

2015年10月18日 紙面から

第2日、16番でティーショットを放つ森田理香子=千葉・東急セブンハンドレッドCで(神代雅夫撮影)

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◇富士通レディース<第2日>

 ▽17日、千葉市緑区・東急セブンハンドレッドC西C(6635ヤード、パー72)▽曇り時々雨、気温19・4度、風速4・1メートル▽賞金総額8000万円、優勝1440万円▽95選手(うちアマ4人)▽観衆3377人

 2年前の賞金女王ながら昨年は1勝、今季は未勝利で賞金ランク26位と復調が待たれている森田理香子(25)=リコー=が、6バーディー、1ボギー67と久しぶりの好プレー。通算2アンダーまで伸ばし、前日の36位から一気に6位に浮上した。首位のテレサ・ルー(台湾)は通算12アンダー。渡辺彩香(22)=ユピテル=が通算8アンダーで2位、前週優勝のイ・ボミ(韓国)は通算4アンダーで3位につけている。

 アウトコース第1組、7時35分のトップスタート。前日からの雨空が少しずつ晴れていくのを先導するように、森田の名前がリーダーボードを駆け上がっていった。

 「ティーショットはいつも通り、割と曲がってましたが、嫌な曲がり方じゃなくなったし、原因も分かってる。多少ラフに行ってもパーは取れるし、今日はよかったです。それにパッティングが一番よかった」

 2番でバンカーからの第2打をピンそば1・5メートルにつけバーディー先行。3番にボギーをはさんだが、5番で2メートル、7番で3メートル、10番パー5では30センチにショットをからめ、次々とバーディー奪取。14番ではカップ左奥から10メートルのパットを沈め、17番186ヤードのパー3では5番ユーティリティーでピンそば2メートルに。5つスコアを伸ばして上位に割り込んだ。

 2週前の日本女子オープン会場で師匠・岡本綾子から「パッティング時、ボールの位置は左足かかと延長線上」と口を酸っぱくして言われたが、「もう無意識にできている」という。調整に充てた前週は「久々にかなり練習した」と、右手首にテーピングを施すほど打ち込んできた。今季ここまで未勝利で、賞金ランクは26位。2年前の賞金女王が、これで満足できるわけがない。

 「このままでは終わりたくないと思ってます」と、報道陣を前にきっぱり。その心意気を、この最終日と残り6試合にぶつける。 (月橋文美)

 

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