◇フライズコムOP<第3日>
▽2015〜16年ツアー開幕戦▽17日、米カリフォルニアナパ、シルベラードリゾート(7203ヤード、パー72)▽曇り後晴れ、気温23度、弱風▽賞金600万ドル、優勝108万ドル▽82選手
【ナパ(米カリフォルニア州)テッド・ムース】29位で出た松山英樹(23)=レクサス=は1イーグル、3バーディー、2ボギーの69で回り、通算7アンダーで首位と7打差の27位に浮上した。ブレンダン・スティール(米国)が通算14アンダーに伸ばして初日からのトップを守った。
松山はパットの入らない一日だった。9番パー5はグリーン奥エッジから上って下る13メートルを入れて今季初イーグルを決めたが、「あれはたまたま」。4番で3メートルのチャンスを逃し、5番は7メートルを3パット、8番は2メートル弱が入らず、11番はこの日2度目の3パット。12〜14番も4〜5メートルを外し、18番も2・5メートルの絶好のバーディーチャンスを逃した。
ただ、ショットは好調を続けているため、さほどいら立った顔はない。「なんか、うまくいかない。でも、最終日は10アンダーくらい目指したい」と前向き。その後向かった練習グリーンでは、予選落ちした岩田寛と出くわして談笑し、ストレスを発散させた。
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