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【ゴルフ】

石川遼 首位と1打差、もっと行く

2015年10月24日 紙面から

◇シュライナーズホスピタル・オープン<第1日>

 ▽22日、米ネバダ州ラスベガス、TPCサマリン(7255ヤード、パー71)▽晴れ後曇り、気温26度、弱風▽賞金640万ドル、優勝115万2000ドル▽144選手

 【ラスベガス(米ネバダ州)テッド・ムース】日没のため13選手が競技を終えられなかった。石川遼(24)=カシオ=は7バーディー、1ボギーの65、6アンダーで暫定5位と好発進した。岩田寛(34)は67で4アンダー、暫定27位。デービッド・ハーン(カナダ)ら64で回った3人と、16ホールを終えて7アンダーとしたタイラー・アルドリッジ(米国)が暫定首位。松山英樹(23)=レクサス=は出場していない。

 「開幕から15ラウンドとか、予選通れば4〜5試合はスコアにとらわれずにやってみようと思ってます」という石川は、パー3を除く14ホール中13ホールでドライバーで果敢に攻め、9ホールでフェアウエーをとらえた。加えて、握りをクロスハンドに変えたパッティングが好調だったことが、好スコアにつながった。

 1番で6メートルを沈め、2番は奥のバンカーからチップイン、3番も1・3メートルに付け、出だしから3連続バーディー。6番は7メートルの大きなスライスラインを読み切り、10番は再び7メートル、15番は上からの5メートルを沈めた。パット数は24だった。

 昨年は予選を通り(28位)、一昨年は2位に入った相性のいい大会。コースの標高が高いため、ふだんよりボールが飛ぶことが前向きな気持ちにつながっているようだ。「スコアに関しては本当に欲がないので評価のしようがないが、ドライバーは非常に手応えを感じる。以前にドライバーが良いと思っていたときよりも、信ぴょう性の高さを感じている」と満足そうだ。

 初日は首位に1打差。「僕の理想的なプレー、ドライバーでかっ飛ばして、しっかり打って入れていくゴルフができた。でも、パー5でスコアを落としているので、まだまだ行ける。(スコアとの戦いでなく)自分との戦いです」と、しっかりした口調で話した。

 

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