メキシコの島で被爆者証言　ＰＰ＆Ｍメンバーも参加

　【メキシコ市共同】メキシコのユカタン半島沖にあるコスメル島に２５日までに、日本人ら約９００人を乗せた非政府組織（ＮＧＯ）ピースボートの船が寄港し、核兵器のない世界を目指すイベントが行われた。長崎で被爆したメキシコ在住の山下泰昭さん（７６）が体験を語った。

　ピースボートによると、反戦運動を続けてきた米国の伝説的フォークグループ「ピーター・ポール＆マリー」のピーター・ヤーローさん（７７）も参加して歌を披露した。

　イベントは広島、長崎への原爆投下と国連創設から７０年となり、ピースボートとコスメル市が共催して２４日に行われた。