第3ラウンド、6番で岩場から第2打を放つ石川遼=TPCサマリンで(共同)
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◇シュライナーズ ホスピタル・オープン<第3日>
▽24日、米ネバダ州ラスベガス、TPCサマリン(7255ヤード、パー71)▽晴れ、気温26度、弱風▽賞金640万ドル、優勝115万2000ドル▽80選手
【ラスベガス(米ネバダ州)テッド・ムース】第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、27位で予選を通過した石川遼(24)=カシオ=は6バーディー、4ボギー、1トリプルボギーの72で通算4アンダー、46位に後退した。69位で第3ラウンドに臨んだ岩田寛(34)は2度のダブルボギーなど73と落とし、通算イーブンパーで73位に後退。上位70人までの最終ラウンドに進めなかった。通算13アンダーに伸ばしたブレット・ステグマイアー(米国)が首位。
石川はパー5の16番で2度池に入れるトリプルボギーをたたいた。フェアウエーからの第2打はグリーン手前の池へ。「当たりが薄いミスショット。芯に当たらなかった」という。そして、ドロップして打った残り105ヤードの第4打も「風がいきなりアゲンストに変わった」と池に落とした。前半はパットがさえてバーディーが先行していただけに悔やまれる。
「攻めた結果というより、単なる技術不足。練習すれば良くなる。(優勝争いは)来週か来年にとっておく。順位は気にしていない」と淡々と話した。
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