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【経済】

来年の採用面接は6月で調整 「解禁破り横行」1年で修正

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 経団連は二十五日、大学生の就職活動日程について、来年は採用面接などの選考活動の解禁時期を八月から六月へ早める案を軸に調整に入った。二〇一七年四月に入社する学生が対象になる。会社説明会などの広報開始を三月、内定解禁を十月とする点は変えない。大企業を中心とする会員企業向けの指針を十一月中にも見直す。

 経団連は政府の要請でことしから日程を遅らせた経緯があり、わずか一年で修正を迫られた。企業の「解禁破り」が横行し、かえって就職活動が長引いたと関係者から批判されたためだ。

 前倒しの方針は固まっているものの、六月は三月期企業の株主総会が集中し、選考に当たる役員の時間がないとの異論があり、五月、七月といった選択肢も残る。会員約千三百社に実施したアンケート結果を検証して十一月九日の会合で方向性を示し、詰めを急ぐ。

 ことしの日程繰り下げには、学生の勉強、研究時間を確保する狙いがあった。しかし、公式ルールで大企業の選考が遅くなったため、中小企業で内定辞退者が相次いだ影響もあり、日本商工会議所は今月十五日、面接解禁を六月とする提言を公表。経団連の榊原定征会長は「八月は遅すぎる。どこまで早めるかということだ」と述べ、日商案に理解を示していた。

 会社説明会のスタート時期を変えないのは、既に会場予約などの準備に入った企業が多いことが理由。経済界に要望の多い抜本的な見直しについて、経団連は政府や大学を交えた検討が必要だとしており、早くても適用は一八年四月入社の学生からになる。

 経団連はことしから企業の広報開始を大学三年の十二月から三月に、面接解禁を四年の四月から八月にルールを変えた。

 

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