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鮭のおにぎりはフライにするとうまいのです。
エビフライ、カキフライ、トンカツなど。フライにするものと言えば肉や魚介類が一般的です。肉や魚の旨味に油の旨味と香りが合わさることで、なんともいえない美味しさとなります。
ところが、先日あることが分かりました。おにぎりもフライにするとうまいのです。 13種類の揚げ物の中でも一番のうまさ2015年10月7日。デイリーポータルZは13周年を迎え、複数のライターが様々なネタを13時間に渡って更新しました。
ドミノ倒しでは安藤さんが「もうヤダー!」とコーラ飲んでいたり、音がするたびに石川さんが振り返ったりと現場はピリピリしていましたよ。
この更新の際に私は、13種類の普段は揚げ物にしないような食材を揚げ物にしています。
普通の家庭の台所もある変わった貸しスタジオでした。
肉まん、ハンバーガー、おにぎり、サンドイッチ、焼きそばパン、海苔巻き、たくわん、スナックスティック、脂身、おでん、ピザ、大福、食パンの13種類。どれもイマイチだろうと思ってやったものの、おにぎりが予想外にとても美味しかった。
あと、サンドイッチとネギトロ海苔巻きも美味しかった。豚の脂身は一口だけならなんとか。
考えてみれば、「ライスコロッケ」という料理があるので、うまいのは当たり前かもしれません。この時は鮭とタラコのおにぎりを揚げたのですが、どちらもうまかった。
おにぎりは揚げ物にする食材としてかなり高い可能性がありそうです。 鮭おにぎりフライを再確認さて、おにぎりのフライはかなり美味しいのではと期待したところで、おにぎりにも各種あります。鮭やタラコ以外のおにぎりだとどうなるのでしょうか?
やってみます。 各種おにぎりと小麦粉、パン粉、玉子、揚げ油を使います。
と、その前に。連続更新の際には慌ててやったので、もう一度確認の為に鮭のおにぎりをフライにして食べてみます。
衣をつけて揚げるだけ。
作り方は簡単。使うおにぎりは市販でも自分で握った物でもOK。小麦粉を全体にまぶして卵液をつけたらパン粉を全体につける。あとは180度程度の油で表面がキツネ色になるまで揚げれば出来上がり。普通のフライを作るのと一緒です。
鮭おにぎりフライ完成。
揚がったら食べやすく切り分けて皿に盛ります。
中身に味が十分ついているのでソースは要りません。
油の甘く香ばしい香りが立ち上ります。では食べてみましょう。
おおっ、やはりうまいな!
鮭のおにぎりフライは、サクッとした衣と共に揚げられた海苔が香ばしく米を包み込み、鮭の塩気と旨味が油とよく合います。噛むほどに旨味と塩気が混ざり合い米に絡んでいきます。
アッサリとした鮭おにぎりが濃厚な味のご飯物に変わりました。これはいい。 他のおにぎりでやってみたらどうだろうか?それでは各種おにぎりをフライにしていきます。フライにしたのは以下の6種。納豆巻きはおにぎりではないですが、ネギトロ海苔巻きのフライもおいしかったので試してみます。
最初は鮭がいけるならどれでもうまいだろうと思ったのですが、実はそうではありませんでした。
写真をクリックしてお好きなところから。または1つずつ順にどうぞ。
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