つい先日、土曜参観という名の授業参観に行ってきた。土曜なので、平日に行われる授業参観とはまた違う雰囲気。お父さんの姿がかなり多い。代休のことを考えると、面倒くさい気持ちにもなるけど、そのおかげで授業参観を見に行ける人が増えるなら、やっぱりいい試みなんだろうと思う。代休はめんどくさいけど。
授業参観といえば、毎回思うことがある。我が子を含めたクラスの様子や、授業そのものを見にきているはずなのに、廊下でずっとおしゃべりしているお母さんたちって何なんだろう?もちろん、小さいお子さん連れのお母さんが、授業の邪魔にならないようにという思いで廊下に出ていることもある。児童数の多い学校では、教室に入りきれないから廊下で見るしかないということもある。
でも。うちの子どもたちが通う学校は、教室の後ろに余裕があるので入ろうと思えば全員入れるし、廊下で話しているお母さんの大半はおひとりさま。入りたくて入れないのではなく、自ら選んで廊下にいるお母さんたちばかり。
そんなお母さんたちを見て思うのは「授業参観をどうでもいい井戸端会議の会場にするのはもったいないよ」ということ。え?余計なお世話?オーケイ、オーライ。
じゃあこれだけ言わせてほしい。
「まじうるさいから帰って」
授業参観はクラスの雰囲気を観察する貴重なチャンス
授業参観はいろんな攻略法があって、そのときどきの関心ごとによって微妙に攻めるポイントが変わってくる。新人の先生の場合は授業の進め方が気になるし、荒れているという話なら先生と子どもたちの間の空気感を重点的に見たい。
そんな中で、基本的にわたしが大事にしてるのは、
「クラスの雰囲気を観察する」
っていうこと。仲良くしている友達との関係性というのは、放課後の遊びの中や、子どもの話や様子をみていると、だいたい伝わってくる。でも、クラス全体の雰囲気っていうのは、授業参観くらいでしか分からない。
ちょっと気になる子がいる場合は特にそう。その子が発言したときのみんなの反応や、先生の対応は特にじっくりと観察する。そのためには、やっぱり教室の中に入って観察する方がいい。廊下では中の声が聞こえないから。
子どもを別の角度からみる貴重なチャンス
いつも家で見ているから…と、ついつい子どものことを分かったつもりになってしまうわたし。授業参観に行くと、自分が見て、知っているのは子どものある一面でしかないということを、毎回気づかされる。
今回もそうだった。人前で意見をいうのが苦手で、なかなか挙手をしてまで発言しない子だと思っていた長男が、実は堂々と自分の意見を言える子だってことが分かった。自分に自信がなくて、できることもできないと思い込むような子だと思っていた次男が、かけ算のタイムトライアルに積極的にチャレンジする子だってことが分かった。
どちらも、家で見せる顔とは全然違う!
ほかにも、長男が女の子に対してクールかつ紳士的な態度をとるところも目撃したし、次男が授業中に合いの手的なちゃちゃを入れるお調子者枠だっていうのも認識できた。授業参観に行くたびに、新たな発見があるよ。いいことも、悪いことも!
子どもたちは見ていないようで見ている
子どもたちは、特に高学年になるとシビアだ。授業に集中しつつも、教室の中に入ってきているお母さんが誰のお母さんなのか、廊下でぺちゃぺちゃおしゃべりしているのが誰のお母さんなのか、見ていないようでよく見ている。
子どもたちの中には、「恥ずかしいから、廊下から見ていてほしい」と思う子もいると思う。わたしもそう思う子どもだった。だけど、廊下で授業を見もせずしゃべっている親の姿を見たら、わたしなら「恥ずかしいからやめて」って思うなぁ。もう少しちゃんとしててって思う。
わざわざ時間を作って学校に出てきたのに、子どもからの評価を落とすような行動をとるなんて、もったいなさすぎる。
そして、廊下でぺちゃぺちゃしゃべっている人の中には、こういうお母さんもいたのかもしれない。「信じられない!」という声もたくさんあがっているけど、耳をすまして聞いてみると、そんな話ばっかりだよ。廊下のお母さんたちの話っていうのは。
まとめ
授業を見るか見ないかはもちろん自由だし、わたしが「もったいない」と思うだけであって、みんながそう思うべきだなんていうつもりはない。マイルドな表現として「もったいないよ」と書いたけど、本当のところは「マジ迷惑だから口閉じて&口閉じて。それができないなら帰ってくれ。」と思ってる。
子どもたちだって、発言が聞き取りにくくて迷惑している。廊下でしゃべってるだけのお母さんは、それすらも気づかないだろうけど。そんなところで鈍感力を発揮してもらわなくっていいのに。
むしろブルー3に叫んでもらいたい。Don't talk!!!! FEEL!!!! とか。
ということで、今日はおしまい。
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