「スポンサードリンク」

2014年05月18日

簡単心理テスト 心の闇・トラウマ診断L 白い紙【投影法TAT】

  心理テスト
 心の闇・トラウマ診断とは?
人間の心の奥底にある潜在意識に介入し、心理診断を行うことにより普段は表面化していない被験者が深層心理に持つトラウマ、心の闇部分にメスを入れ、心に潜む闇を浮き彫りにしてしまう少し面白いようで本当は怖い心理テストです。

心の闇・トラウマ=心的外傷、過去に負った忘れられない心の傷

あなた自身、あなたの好きな人や友達、あなたの家族、同僚、上司など、普段のほがらかに過ごしている姿はあくまで表面上に持つひとつの顔。
何事においても表裏一体、それは人間の心においても同じことであり、誰もが心の深層部分には普段は表面化していない『心の闇・トラウマ』という一面(裏の顔)を隠し持っているものです。
そのような一面はこのまま隠して生きていく。もちろんそれも人生の選択肢のひとつですが、あえて隠さずに浮き彫りにし表面化させる、そっぽ向かずに自身の持つ心の闇、トラウマと向き合っていくことも人生の充実を図る上では大切な要素といえます。
心理テストを通して人間誰しもが持つ深層にある心の傷に対してメスを入れる心の闇・トラウマ診断。
勇気を持って心の深層にある闇をそっと覗き込んでみましょう。
(注)スケールの大きな話になりましたが、本ブログで扱う心理テストはそれほど立派なものではありません。
気軽にお楽しみ下さい。

人間誰しも心に闇は存在する。目を背けずもう一度向き合ってみましょう。


  心の闇・トラウマ診断L

 あなたが散歩をしていると、少し離れた距離に白い紙を手にじっとたたずんでいる人が目に入りました。
どうやらその人は何か白い紙に書かれたものを読んでその場に足を止めているようです。
距離が離れているためその白い紙の内容は勿論、紙を見る人の表情も読み取ることが出来ません。
ここで質問、いったい白い紙には【なにが書かれていた】と思いますか?
どのような内容でも構いません。あなたの心にパッと思い浮かべた内容を直感で答えてみましょう。

※結果は続きを読む以降になります。


『スポンサードリンク』




結果

心の闇・トラウマ診断L 投影法TAT 心理状態(トラウマ)診断

 【概要】
非常にシンプルな内容ですが、今回の心理テストは背後にある状況が読み取れない曖昧な刺激に対してどのような反応を示すかによって【あなたの心理状態を知ろう】という投影法の一種TATの原理を応用したものであり、その空想力を働かせて想像する内容によって【心の状態や心理的圧力の型を診断】するものになります。
TAT(絵画統覚検査);本来は絵画イラストを用いて心理テストを行います。

『何が書かれているかは分からないけど、白い紙を持ってじっとたたずんでいる人』
このような曖昧な背景の中、あなたは白い紙に書かれている内容にどのようなものを想像したのか・・・そこには必ずなんらかの形で、あなたの心の底に眠る心象風景が投影されているはずです。
自由連想法にしましたが診断結果としては大きく分けて2つ、ポジティブな内容(合格・当選・祝い事のお誘いなど)なのか、もしくはネガティブな内容(不合格・落選・不幸通告など)だったのかに分類されます。
さっそく診断結果をみていきましょう。

白い紙.jpg


 ポジティブな内容だった。
ポジティブ(良い内容)が起こったことを思い描けたあなたはあまり過去にこだわらない楽天家、いつでも前向きに物事を捉えて積極的な行動を起こすことが出来る未来志向タイプ。
過去におかしてしまった取り返しのつかない失敗や、なんらかのトラウマ事象により負った心の傷はすでに闇に葬り去られ自身の経験値として未来へと昇華されているようです。
成功体験を昇華させるよりも失敗やトラウマを乗り越えて未来への活力にする方が何倍もの心力が必要となり人を大きく成長させてくれます。
心に潜伏する闇を原動力に変えられるあなたの心は非常に安定した状態にあり、これからも明るい未来へ向けて力強く歩を進めていけることでしょう。

 ネガティブな内容だった。
ネガティブ(悪い内容)が起こったことを思い描いたあなたは、何事にもこだわりの意識を強く持つ過去に執着する神経質タイプ。困難にぶつかると『こんなはずじゃなかった』などと落ち込んだり心を閉ざしてしまったりする人であまり行動的なタイプとはいえません。
恋愛・仕事・学業、『あのときこうしていれば・・・』『もう一度やり直せるのなら・・・』などと過去と現在を照らし合わせて考えてしまうことが多くありませんか?
生来持ちうる性格によるものとも考えられますが、過去に背負った失敗やトラウマが心に深い傷として残ってしまっており【後悔】という形となりあなたの心を蝕んでいる可能性も同時に考えられます。
後悔は人生の足枷となり反省は未来への力にすることが出来るもの。ときには過去へ振り返り自分を見つめ直すことも大切ですが、場合によってはそれが心の傷を更に深くしてしまうこともあります。
どう足掻いても過去には戻れませんし、本当に大切なのはこの先にある人生をどう歩んでいくのか・・・これからは後悔を反省へと捉え直し未来へと目を向けてみてはいかがでしょうか。
過去に対し誰よりも向き合うことの出来るあなただからこそ、乗り越えたことにより得られるものも誰よりも大きなものとなり、明るい未来へと導く力となってくれるはずです。


 皆さんが思い描いた白い紙の内容はどのようなものでしたか?
よく考えてみるとご自身が過去に実際あった体験そのものを連想された方も多かったのではないでしょうか。
自分ではとっくに忘れていたつもりでも、深層意識の底ではそうした体験が記憶と古傷となって密かに影を落としていることも多いものなのです。

今回紹介した投影法の一種であるTATを応用した心理テストは、現在でもクライアントの深層心理を探りデータ化する手段のひとつとして活躍する心理技法のひとつになります。
また今回は【白い紙と人】を題材におこないましたが、特に決まりはなく自由連想が出来る題材であればある程度は応用して実施することが可能です。
恋人・友達・家族・同僚など、口頭だけでも簡単に実施可能な診断テストなので是非皆さんも誰かに試してみてはいかがでしょうか。被験者の表面化していない心の状態を探ることは勿論、もしかすると意外な過去体験を垣間見ることも出来るかもしれませんよ。

「スポンサードリンク」
【心の闇・トラウマ診断の最新記事】
posted by ころん at 10:15 | Comment(5) | 心の闇・トラウマ診断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
想像したものが地図だったのですがこの場合はどっちに分けられるのですか?
Posted by なおきち at 2014年06月07日 18:53
 なおきちさん、コメント有難うございます。
思い描いたものが【地図】の場合、基本的に心理学の世界では地図=未来(目標や希望)と認知・解釈するケースが多いので【ポジティブな内容】、未来に目を向けられている心の状態と捉えていただければと思います。

ただし、更に深層心理を探りたいケースでは『その紙(地図)を片手にこれからどこに向かうと思いますか?』と追質問します。

記憶が曖昧な過去に訪れたことのある場所なのか、もしくはまだ行ったことのない場所なのか・・・また訪れる目的は何なのか?

深層まで掘り下げていくとどこかで自身の願望や過去体験が投影された内容が出てくるのではないでしょうか。
その際に感じる【なおきちさんの心の動き】から最終判断していただいても構いません。
・・・が、先に述べたように基本的にはポジティブ分類で問題ありません。

長文失礼しました、これからも宜しくお願いします。  管理人
Posted by 管理人 at 2014年06月08日 10:41
返信遅れてすみません。
そうなのですか、わざわざ親切に説明してくださってありがとうございました。
これからも楽しみにしています
Posted by なおきち at 2014年07月25日 18:16
私の答えは→「何が書いてあるの分からないのなら、あの紙には何も書かれていないんだろう」と思いました。
白紙です。
何かが書いてあるのなら想像しますが、何が書いてあるのか分からない・表情も分からない…だったら[気にする事はないわ]と思った。

答えが[白紙。何も書かれていない]はネガティブ?ポジティブ?           
Posted by 組 at 2014年07月29日 06:05
 組さんコメント有難うございます。

本TAT心理テストは、紙を持った人間を通して自身の過去を投影させ心理状態を探ろうというものです。
つまり【白紙には何も書かれていない】=【過去体験が現在の心情にそれほど強く影響を及ぼしていない】と解釈。
消去法で現在・未来志向、ポジティブな内容と捉えていただければと思います。

また、組さんが白紙をイメージした際『分からないなら気にすることない。』と思われたとのこと。これは白紙を持った人を完全に自分と切り離し第三者として捉えています。
つまり(自身が)投影されていないことを意味しています。

私の憶測で申し訳ありませんが、組さんは周囲から決して流されない、ご自身の意思やルールを心に強くお持ちの方なのではないでしょうか。

実は組さんの出された回答は非常に稀なケースで、このような乱文で納得していただければ良いのですが・・・。

今後も宜しくお願いします。
Posted by 管理人 at 2014年07月29日 23:54
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: