東海 NEWS WEB

ニュース詳細
蒲郡の寺で本堂全焼 空気乾燥

10月25日 19時08分

蒲郡の寺で本堂全焼 空気乾燥

3005971551_20151025191444.mp4

25日午前、愛知県蒲郡市の寺で火事があり本堂が全焼しました。
東海地方では空気が乾燥している状態が続いていて、気象台は火の扱いに十分注意するよう呼びかけています。
25日午前10時20分ごろ、蒲郡市清田町門前にある安楽寺で建物が燃えていると消防に通報がありました。
消防車などあわせて20台が出て消火にあたり、火は約2時間半後にほぼ消し止められましたが、消防によりますと、この火事で寺の本堂部分が全焼しました。けがをした人はいないということです。
警察によりますと、出火当時、寺の関係者が本堂の北側で集めた木の枝を燃やしていたということで、警察はこの火が本堂に燃え移ったものと見て詳しい原因を調べています。
近所に住む男性は出火当時の様子について「風が強く、うちわであおられるようにして火が燃え広がっていった」と話していました。
安楽寺はJR蒲郡駅から北へ3キロほど離れた寺社が建ち並ぶ地域にあり、蒲郡市によりますと現在の本堂は1712年に再建されたものだということです。
東海地方では、名古屋市で25日まで2週間にわたって降水量を観測していないなど空気が乾燥している状態が続いていて、気象台は愛知県全域と岐阜県の濃尾地方に乾燥注意報を出して、火の取り扱いに十分注意するよう呼びかけています。

東海のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ