さて、今回は浦和周辺で有名なフランス菓子系のケーキ屋さんAcacier(アカシエ)直営のカフェであるSALON DE THE Acacier(サロン・ド・テ・アカシエ)をご紹介したいと思います。ケーキ屋さんのほうもとても美味しいので、いずれ、また別にUPしようと思っているのでカフェの内装や雰囲気を味わっていただければと思います。
まずは、外観ですがフランスを意識したのでしょうか、ヨーロッパの街角にありそうな雰囲気の外観です。
扉を開けて、中に入るとロココ調とでもいいましょうか、すこし甘めのアンティークっぽいベンチが置いてあります。
その、脇には、珈琲の麻袋や、ちょっとした小物が置かれていて、細部にわたって雰囲気を出すために、工夫されています。
テーブル席と、カウンター席があるので、距離を詰めたいカップルなどは、カウンター席を選んで座ると良いかもしれませんね。
私たちは、テーブル席に座りました。席につくと、オーダーを取りにきてくれるのですが、私はいつも、プティ・ガトーといって、好きなケーキを選んでオーダーするスタイルをとっています。プティ・ガトーをオーダーすると、店員さんが定番のオススメと、季節のオススメのケーキを、いくつかトレイに乗せて持ってきて下さいます。
こんな感じで、だいたい10数種類のケーキが運ばれてきて、好きなモノを好きなだけ選んでいいんですね。ただ、バイキングではないので、一つ一つのお値段を支払わなければいけないので、そこは認識を間違えないようにいたしましょうね。
そして、夫が頼んだのは
マロングラッセの乗った栗のショートケーキとシトラス系のムースが中に入ったチョコレートムース。
アカシエのショートケーキのすばらしいところはスポンジのくちどけなんですね。スポンジがとても軽くて、口当たりがよくて、クリームと一緒に食べると口の中で、ふわっとクリームと一緒にほどけるような口どけなのです。ケーキ屋さんによってはむっちり、もっちりなスポンジケーキなところもあるので、アカシエのすーっとほどけるようなスポンジは割りと、私としてはめずらしいかなと思うのですが、お近くの方は、是非お試しになってみてください。
私が注文したのは
ヘーゼルナッツとカシスのミルフィーユです。ヘーゼルナッツのクリームの下にすこしカシスのソースが挟まっているのがお分かりでしょうか。(写真が下手でゴメンナサイ。)こちらは季節限定メニューだそうですので、お召し上がりになりたい方は、お早めにお買い求めになったほうがよろしいかと思います。
アカシエのミルフィーユのすごいところは、パイの層が多いんですね。ですから一枚一枚のパイ生地が薄くて、間に空気の層が多いから、ナイフで切っても、ケーキが分解するっていうことがないんですね。さらに、パイ生地の固さに合わせて、クリームも固めに仕上げてあるので、切っていくと、固さに差がなく、スーっとナイフが入っていくんです。ここまで、完璧に仕上げられたミルフィーユって、なかなかお目にかかれないので、是非、ご堪能いただきたいものです。
最後に、女性必見のバラのケーキ。
一番上にバラの花びらが一枚、ドーンと乗っています。ローズティーなどをお飲みになったことがおありの方ならご存知でしょうが、あのバラの香りのする、とてもロマンティックなケーキです。丸い土台に小さなシュークリームが三つほどあしらってあって、さらに、ローズの香りのするクリームで盛りつけてあります。
お値段的には、お飲み物はエスプレッソが380円、ケーキは平均して600円程度です。ちょっと、特別な日や、特別なデートの時に最適の少し気取ったカフェでございます。